2006年11月26日 (日)

今年もぷち登山

昨年の11月、とある低山に夢中になった。
ぷち登山と題してこのブログにも書いたが、結局頂上制覇までは至らなかった。

元々、山登りそのものが好きなわけではない。
何かしらの発見や出会いがあるから山へ行くのであって、晴れて頂上を極める気はさらさら無い。
また、「努力」などという言葉にはとんと縁がなく、ひぃひぃ言いながら汗水流して登るのは、およそ趣味に合わないのである。
…が、「どうせなら頂上まで登ろうよぉ。」と言う度重なる娘のおねだり攻撃によって、今年もこの山へ登ることになった。

ミルク さて、なぜこんな(お地味な)山へ登るのかと問えば、我が「夢中な登山隊」には、常にしんがりを務めるパピヨンのミルクが居るからである。
ミルク無しの山なんて、ク○ープを入れないコーヒーみたいだ…なんてえらい古いCMを引っ張り出してみたが、実際、彼女のいない山は本当に味気ない。

ところが、お人好しで人間大好きなミルクは、人を見つけるたび「ご挨拶~♪」とばかりに、とことこと付いていく。
(たいていは喜んでくれるが)、寄られた方も迷惑だろうし、こちらもおちおち進めない。
というわけで、たとえ休日でも人のいなさそうな所を探して歩くのである。

紅葉の山とは言っても、そこは田舎暮らしのいいところ。
そんな場所を見つけるのはそれほど難しいことではないのだ。
そして得ることのできるものは、nancyと娘とミルクの他には誰もいない、喩えようもなく贅沢な時間である。

これを一度味わってしまうと、どこか有名観光地へ行こうなんて気はあっさり失せる。
そんなわけで、今年もぷち登山へと繰り出したのである。

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2006年4月22日 (土)

山の公園にて…

元来春の天気は落ち着かないものだが、今年の春はことに好天が続かない。
明日は思い切り花冷えになるらしく、しまおうと思っていたフリースのお世話になりそうである。

山の公園さて、今回は山の公園でのひとこま。
下界の桜は、悪天候と忙しさのため、あれよっという間に過ぎてしまったが、ほんの少し登っただけで、まだまだお花見気分が満喫できる。
満開を越してなお美しい桜たち、文字通り降り積もる雪の如くのユキヤナギ…
溢れるほどの春・春・春!
まるでこちらが訪れるのを待ってくれていたかのような風景に、ただただ感激するばかりであった。

ミルク ミルクも桜の花びらを踏んで歩いた。
おとなしいミルクはどこへ行っても人気者だ。
彼女の子ども好きは相変わらずで、まず何をされても嫌がるそぶりを見せない。
このあたり、娘との付き合いから悟りきっているのか、はたまた天性のお人好しならぬ、お犬好しか…。
ともかく、どこへ行っても安心していられるのでうれしい限りである。

反対に、大人は少し苦手なようだ。
赤ちゃん言葉を使って近づいてくるご婦人を前に、思わず後ずさりするミルクが妙におかしかった。

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2006年2月 6日 (月)

最近のミルク

ミルク 山の小道…ミルクが独り佇む。

これは、結構離れたところから撮った写真である。
こんな写真が撮れるようになったのも、「(その場で)待て」ができるようになったからだ。

ミルクをあちこち連れ出すようになってから1年余りになるが、その時ミルクは既に3才を過ぎていた。
それまでは特に何を教えると言うこともなく、他のパピヨンたちと共にのんびりと暮らしていたので、それこそ可愛いだけの何の芸も無い犬だった。

もっとも、持ち前の性格の良さが身上だったので、「芸のなさ」がミルクの魅力を損ねることはまったくなかったが、共に山を歩くうち、少しずつミルクは変わっていった。
ミルク 娘が根気よく声を掛けて教えるうちに、だんだんと表情までが変わり、今ではこうして離れて待つこともできるようになったのである。

その様子を見ると、信頼関係がしっかりと構築されているのがわかる。
娘をじっと注目して、「よし!」と言われるのを今か今かと待っているその姿は、一年前のミルクを思うととても信じられない。

ミルク…、早く暖かくなって、山への出番が増えるといいね。

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2005年12月28日 (水)

雪の上の落とし物 …コナラとイロハモミジ

山へ行くと、雪はまだまだ残っていた。
この辺などは麓の辺りだからまだまだ雪も少ないのだろうけど、スノーブーツを持ってくれば良かったと思うばかりである。

雪の上の落ち葉一面の白い世界。
すべてを飲み込んでしまったような、そんな印象を受けたけれど、歩いてみると意外に賑やかなのでびっくり。
なぜなら、雪の上には色とりどりの落ち葉が日の光を浴びていたからである。

これは、コナラにイロハモミジ。
落ちている葉を見て上を見上げると、落とし主である木が、「やあ!」とにっこり笑う。
コナラであれば、どんぐりもきっと落ちてる。
これはもう、結構な楽しさだった。

もう一つ雪の上のミルク 雪の中で面白かったのは、ミルク。
なぜか足跡の上を歩くのを嫌がって未踏の雪上を歩くので、ときどきぽくっと足がはまっては困っていた。
なので、写真では一歩一歩 そ~っと歩いているところ。

体重2kgそこそこの身体でも もぐってしまうほど、雪はふんわりと柔らかかったのだ。

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2005年12月11日 (日)

寒さの果てに… タンキリマメ (痰切豆)

ここ数日真冬のような寒さが続いている。ほんと~に、寒い。
それでも、金曜に来たデジカメFZ5を抱えてどこかに行きたい願望はちょっと抑えられない。方や娘も、初のマイ・デジカメを駆使したいと思う。どちらも気持ちは同じである。

ミルクただしこのところはただ寒いだけではなく、すぐにぽつぽつ時雨れてくるので始末に悪い。
仕方なく遠出はあきらめ、自転車でそこら辺へ…ということになった。
まったく、この寒さの中、好きこのんで自転車で、なんてね!
…と言うわけで、ニットの帽子、マフラー、手袋と、厳寒対応で事に臨む。自転車のかごで震えるミルクも、専用防寒バッグ(着古したスウェット)に入れられた。

10分弱ほど走って、お目当ての場所に着いたが、着いた途端にぽつぽつ降ってきて、とても落ち着いて写真など撮るどころではない。うぅ~~寒い~!雨だし、もう帰ろうよぉ~…と、弱音が出そうになって、あわてて飲み込んだ。

タンキリマメあれ… あそこに見えるのは、タンキリマメではないか?!
天は我らを見放さなかった…とは、いくらなんでも大げさなり。
しかし、ここにタンキリマメが生育していたなんて、うっそうと草が生い茂っていた頃にはまったく気が付かなかった。
寒さを押してでかければ、それなりのことはあるのである。

タンキリマメ・・・(痰切豆) マメ科 タンキリマメ属 Rhynchosia volubilis 花期:7~9月 明るい林縁などに生える多年草

タンキリマメの豆果 タンキリマメは、その豆を食べると痰が切れるということから付いた名前だが、残念ながら俗説らしい。
この寒さの中、もうだいぶ傷んできており、目玉のように二つずつ並ぶ黒い豆もほとんど片眼になってしまっているが、さすがはFZ5である。
生憎の天気の中、おまけに手の届かない場所にある小さな豆果を、明るいレンズとズームのお陰で、なんとか捉えることができた。

もちろん、もっと良い条件であれば…と思うが、これも大切な出会いである。
寒さの果てに出会ったタンキリマメ
これは、ちょっと忘れることのできない日になるなぁ…なんて感傷に耽ってる場合ではなかった。
あっという間に雨が本降りとなって、慌てて家路を急いだのは言うまでもなかったからである。

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2005年12月 9日 (金)

冬のハラビロカマキリ

ハラビロカマキリ この寒空の下、山でメスのハラビロカマキリに出会った。
緑色の身体に太めのボディ。
見れば、“ハラビロ”なお腹がいつもに増してぽってりと大きい。
どこかに良い産卵場所はないかと探しているところだろうか。
しかし、彼女が止まっている木はフィールド・アスレティックの遊具。
およそ卵を産み付けるには適さないだろう…。

ハラビロカマキリ・・・カマキリ科 カマキリ目 Hierodula patellifera 大きさ 45-71mm

ちょっと外れたこんな時期に、こんな身重のカマキリを見ると、無事に卵が産めるのかとつい心配になってしまう。
だって、カマキリにとってはあまりにも寒い。
おまけにぱらぱらと時雨れてくるような天気である。
早いところ手近な木でも見つけて産まないと、彼女がこの世に生きた証が薄れてしまうと言うものだ。

ミルクとカマキリ …などと思っていたら、いきなりミルクとご対面!
もちろん娘の仕業だが、ミルクはべじたぶりーな犬だし、カマキリにはまったく興味がないらしい。
カマキリにしても、いきなり毛むくじゃらなのがぬっと現れたのだから、相当びっくりしたと心中察するばかりである。
当然の如く、お互いにいや~な顔をしており、「頼むから早くどこかに行ってちょうだい!」と無言で語っているのが、ごめんね、とってもおかしくて笑いが止まらなかった。

この対面の後、時雨は本降りになってしまい、カマキリを木陰へと避難させ、安産を祈りながら別れた。

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2005年12月 1日 (木)

御在所へ その4 ~今日で一周年!

鎌ヶ岳 向こうに見えるのは御在所から見た鎌ヶ岳

ここへ立ってみて感じたのは、とにかく空が広い。
田舎に越して以来、日頃から空の広さは感じていたが、さすがに標高1000m越える山から見る空は大きくて、低地とはまったく別物だった。
なんというか、「うわぁ~~!」なのである。
ちょうど視界が開けたとき、思わずうわ~っと声を上げたら、後ろの娘も、「うわぁ~~!」と声を上げた。さすがは母娘、同じような事を感じるものである。

大石にて ところで、御在所ではびっくりするほど大きな岩をあちこちで見かけるが、まさかミルクが岩に登れるとは思わなかった。
写真は、ミルク登頂の図。
さすがに爪の先まで緊張が走り、前肢を大きく広げて踏ん張っている為、やたらと太って見えるが妙におかしい。
相当な高さの岩なので、固まってしまっているのかも…。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
本日、当ブログ「今日も夢中で!」が、めでたく満一周年を迎えました。
nancyの拙文にもめげず訪れて下さる皆様、本当にありがとうございます。
何をしても三日坊主のnancyですが、なんとか一年続けることができ、それにつれて、自然に対する興味は一段と強いものになりました。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

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2005年11月29日 (火)

御在所へ その2 ~ロープウェイ

このところのココログ不調に撃沈相次ぐ今日この頃、28日の御在所行きの話が始まったばかり。(泣)
仕方ないので、かまわず我が道を行くことにする。

ロープウェイから見た紅葉 さて、いよいよロープウェイに乗車である。
「往復大人2枚。」「4200円です。」内心、(たっか~~!)とつぶやく。
小学生と言っても絶対に怪しまれない娘であるが、ほんの数ヶ月ごまかすのを頑なに拒否するに至って、しぶしぶ大人料金を支払う。
もとい、もちろん当たり前のことである。正直者バンザイ!

ミルクはと言うと、キャリー・ケースに入れて足元へ。
程なくゴンドラは、滑るようにというか、ちょっと恐いくらいの揺れを感じながら進み出した。
湯ノ山温泉街があっという間に小さくなっていく。
12分間の空中散歩…ロープウェイの売り言葉のようだが、紅葉は既に山麓まで降り、眼下いっぱいに広がっていた。
う~ん、さすがにきれいだ。これを見れただけでも来た甲斐があったというものである。

ケースの中のミルク 時折耳がぽ~んとする。
ゴンドラで同乗したご夫婦がミルクのケースを見て、「うちも連れてきてあげればよかった。」と声を掛けてきた。
聞けばご愛犬はミルクと同じパピヨンとのこと、「でも、うちの子はこんなにおとなしくないからだめだわ。」とおっしゃった。

ミルクはまったく音を立てずにケースの中でじっとしている。
気圧の変化をどう感じているのだろうか。
「いったいどこへいくのだろう…」 と思いながら、いつものように自分の運命をただ受け入れるのみのミルクだった。

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2005年11月28日 (月)

御在所へ

ropeway01 紅葉の名所へ…と書いたものの、その名所を通り越して、今日は三重県 御在所岳に行ってきた。
と言っても、今日は歩いて登ったわけではない。

本日の目的は、「ミルクと御在所ロープウェイに乗ること」である。(笑)
これは、相当昔からの娘のおねだりなのだが、混んでるのはイヤ、値段が高いのはイヤなどと拒んできた。
しかし、ま、死ぬまでに一度くらいは乗ってもいいだろうということになったのである。

この御在所ロープウェイ、娘は二度目だが、nancyは初めてだ。
なにせ、いわゆる観光地はちょっと苦手である。
おまけに、この時期御在所近辺は、紅葉狩りをする観光客でいっぱいだ。
土日にはなんと40分渋滞なんて話を聞き、そんなところへ行くのはまっぴらごめんだと思ったところへ、うまいこと娘の中学の代休が入ったのである。

月末の月曜ならば、それほどの混雑もないだろう…ということで、今頃は中腹エリア以下の紅葉がきれいなのだが、それを一気に吹っ飛ばして山上エリアへ行ってきたというわけだ。
娘の目的は紅葉ではなく、「ミルクとロープウェイ」なわけだからである。

さて、果たしてペットはゴンドラに乗れるのかと調べると、100円でペット用籠を貸してくれるらしい。
しかし、ちょっと借り物の籠はいやなので、いつもプリちゃんで移動するときに入れるペットキャリーを持ち込むことにした。ちなみにキャリー持ち込み料は無料である。

さて、御在所ロープウェイに乗る為には湯の山温泉まで走って、駐車場にプリちゃんを駐めることになる。
駐車場料金は800円也。プリウスを折りたたんで持って行くわけにもいかないからここに駐めることにする。

すると、駐車場のおじさんが「これ、ハイブリッド・カーかい?全然音がしないなぁ!」と言って話しかけてきた。
ハイブリッド・カー。1年半前にプリちゃんが来た頃にはよく言われた言葉である。
昨今下界ではちょっと走るとプリウスに遭遇するので、最近は見向きもされなくなってきたから、プリちゃんも心なしか機嫌良さそうだった…

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2005年11月21日 (月)

山ふたたび

山道 ニシキギと別れたあと、渓流沿いの道を覗いてみた。
ちょっとだけ歩いてみようか。
荷物をプリちゃんに残したまま、ぶらぶらと歩き出した。

この道は、娘が小さい頃ちょっとだけ踏み込んだことがある。
確か、東京から両親が遊びに来ていて、どこか静かなところへと、連れて来たのだった。
2年ほど前に父が倒れて以来、2人揃って旅行することも無くなった。
こんな場所にはもう連れて来れないなぁと、歩きながら思った。

さて、この道の右側下にはずっと川が続くのだが、上流なので岩も大きい。
そのままずっと歩いてみると、足下がだんだんと湿ってきて、そのうちにびしょびしょになってきた。
見れば、山肌から水が伝ってきているようだ。
少しずつ、少しずつ、山の水が染み出て川に入っていくのである。
…はっとして娘に「ミルクを抱いて!」と言ったが遅かった。
既にミルクの足はどろどろになっていたのである…悲…

そのうち、道が細すぎて引き返すことができなくなった。
なにせ、nancy、娘、ミルクの一連隊は、順序を変えることができない。
無理に変えようとして、ミルクが崖から川に落ちては大変なのだ。

山の中の小さな橋 そうこうするうち、川との落差がだんだんと小さくなり、小さな橋が見えてきた。
またしても無計画な山歩きである。
が、だいたいの位置の見当は付いているし、時間的にも少し余裕がある。
それに橋があるということは、更に整備された道があるはずだ。
そう思って橋近くまで歩いて気が付いた。
そこは東海自然歩道だったのである。

道しるべが招いている。
大好きな東海自然歩道とな…
さて、このまま進むか、戻ろうか…

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2005年11月15日 (火)

ぷち登山 その3

山道 さて、ぷち登山もぼちぼち終盤を迎えた。

登りがあれば、当然下りがある。
もとより無計画に登りだした山だ。降りることも考えなければならない。
だいたい、どの辺を登っているのかさえわからないのである。
お昼を食べた東屋から、更にもう少し登ってみたのがこの写真。
正面奥に東屋があるのだが、もうすっかり見えなくなっている。

このまま明るい道が続くかと思われたのだが、道は下りを示し始めた。またしてもジャングル的な道らしく、覗いてみたが相当薄暗い感じがした。
そろそろいい頃合いである。さぁ、戻ろう。

milk-yamamichi

ここで心配なのがミルクである。
登りは結構急な斜面があった。来たのと同じ道を下るのだから、どうしても抱き上げて降ろしてやらなければならない場面もあったが、なかなかどうして、たいしたぷち山岳犬ぶりである。
ここは無理だろうと思われるような所でも、難なく道の脇を使って降りていく。逆にこちらの足下の方が危ういくらいだ。

こうしてミルクを山に連れ出すようになって一年が経とうとしているのだが、ミルクの成長ぶりには目を見張るものがある。
一年前は山の階段が下りられなくて、娘が迎えに行くのを待っているような状態だったのに、今ではたとえ怖くても、ひたすら娘を信じて降りていくのである。さても犬とはけなげなものだと思った。

とはいえ、普通は先頭を切るのが犬なのだが、いつでもどこでもミルクは最後尾。
試しにミルクを前に出しても、絶対に娘の後ろに付く。
というわけで、一人しか通れない道では、お毒味役のnancy、娘、ミルクの順番は、決して変わることはないのである。

さて、今回のぷち登山、味を占めたのは娘である。
何が面白かったのか、あれ以来山の虜になってしまった。
後で調べたら、今回nancyたちが登ったのは、山の3分の1~半分程度で、引き返したあの道を下ったあとまた登りになって、山頂へ向かっていくらしい。
道のスリリングさは更に増し、なかなかおもしろそうなポイントがあるそうな。
それを知った娘は、顔を見れば「また山へ行きたい」を連発している。

というわけで、おそらく近いうちにまた登ることになりそうである。
そう、あの山の頂上を目指して。

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2005年11月14日 (月)

ぷち登山 その2

yamamichi02 引き続き、ぷち登山の話。

そういえば、前にもこんな感じの細い道を通ったことがある。
6月に書いた「ミルクと山の階段」で登った道だ。
あのときは山というよりも丘陵で、住宅地からも近く、15分ほどで頂上に着いてしまったが、今回は低いとはいえさすがに山である。
歩いているときには足下に注意をするので精一杯なのだが、ふと休んで周りを見渡せば、思った以上に高く登っていることに気が付く。

「お~、お堂の屋根があんな下に見えるよ。」と、気をよくして先に進むが、足跡らしきものはなく、トライアルらしいバイクの轍のみが残る道である。
誰ともすれ違わないのが妙に不安になってきた途端、前方から初老の夫婦が降りてきた。
どうやら、このまま登っても大丈夫そうである。
現金なもので俄然元気になり、もう少し登ってみることにする。

kouyou-yama ほどなく、山の東屋にたどり着いた。
これがこの山のどの辺なのかはわからないが、展望台のように作られたその東屋でひとしきり休み、昼食を取ることにした。

向こうに見えるのは、色とりどりに紅葉する山の姿だった。
混雑する紅葉スポットのような高い山ではないから、まだまだ色づいて間もなく、若さの感じられる染まり具合であるが、それでも秋の気分は充分満喫!である。
この景色と澄んだ空気の中で食べるおにぎりは、もちろん手作りがいい。今回のおにぎり、“当たり”はたらこである。これがもう、最高のごちそう!なのだ。

milk-tenbou …と、「ミルクにも紅葉を見せてあげる。」と言って、娘がひっつき虫だらけのミルクを高く抱え上げた。

果たしてミルクの目には、紅葉の山はどう映ったのだろうか。

ただ一つ言えることは、こうしてみんなと一緒にいることが、ミルクにとって一番うれしいことなのは、間違い無いようだった。

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2005年10月31日 (月)

チヂミザサ(縮み笹) …ミルクの憂鬱

milk-hittuki01 ミルクは山を走るのが大好きだ。
特に枯れ葉や下草がかさかさと音を立てるような道は一番好き。

この頃では走っても暑くないし、カユイやぶ蚊も少ないし…というわけで、プリちゃんに乗り込んで山に行くのは、楽しくて仕方がない様子だ。

ただし、気持ちよく走っていると、あっという間にご覧の通り。
あ~あ!ひっつき虫がこんなに~!…と叫ぶ娘の声が聞こえる。

chidimizasa01 犯人はチヂミザサである。
この写真は少し前の、まだ「開花中」の状態だが、この時期山には絶対にジーンズで行ったほうがいい。
nancyはうっかりトレーニングウェアで行ってしまい、気が付けば、ミルクと同じくズボンが緑のつぶつぶだらけ。
たくさんのチヂミザサの種を持ち帰ってしまった。

チヂミザサ・・・(縮み笹) イネ科 チヂミザサ属 Oplismenus undulatifolius 花期:8~10月

チヂミザサは笹ではなく、イネ科の多年草だ。
まるで笹の葉を“なみなみ”に縮ませたような葉なので、チヂミザサというわけ。
一見、すんなりとした美人に見えるので、もう少し優美な花でも咲くのかと思ったのだが、残念、近付くとひっつき虫という「素敵な贈り物」をたくさん頂く羽目になる。

とにかくチヂミザサの種は始末が悪い。
トレーニングウェアのようなニットでは、突き刺さって肌にチクチク当たるし、へたに引っ張ると布地が傷んで毛羽立ってしまう。
粘りけのある粘液でもくっつくし、動物の毛や衣類などにはノギが引っ掛かる形で、より遠くに遺伝子が運ばれることを企んでいるのである。

おまけに大抵の植物は、踏みつけられないように山道の端っこの方にいるのに、チヂミザサはどういうわけか道のど真ん中に陣取って、そのひっつき虫だらけのその花穂が、通る者たちに効率よく触るようになっているのだから、たまらない。

こうしてミルクは、胸から顔にかけて思いっきりチヂミザサの洗礼を受ける羽目になり、家に帰ってから娘にひっくり返されて、一つ一つ取って貰ったのはいいが、時折毛を引っ張られては「ヒィン!」と、何度も鳴き声を上げていた。

ミルクを悩ませるひっつき虫はチヂミザサだけではない。
これからの季節、山に行くたびになんだか憂鬱な種がたくさんくっついてくる。

もしもミルクが言葉を話せたら、「もう少し足が長かったらいいのに…」とでもぼやくのだろうか…

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2005年8月16日 (火)

蓮池を眺めるミルク

蓮池を眺めるミルク 蓮池を見に行った時、ミルクを手すりに乗せていたら、手を放してもそのままの状態でじっと座っていたので、まことにびっくりした。

その目に映っているのは何だろう?
蓮の花?
大きな錦鯉?
それとも、群れ飛ぶトンボ?

ミルクは実に不思議な犬だ。
パピヨン多頭飼いの中に生まれ、サークル育ちで、今も人間とべたべた暮らしているわけではないのだが、昨秋から頻繁に娘が連れ出すお陰で、いろいろなことを学んできたようだ。

ミルクは、何をするのも一生懸命で、以前は恐くて上がれなかった石段も、意を決してぴょん!と跳ぶ。全ては、娘の笑顔を見たい、そして褒められたいという一心からだ。

犬は感情のある生き物だ。褒められればうれしく、それが一番のエネルギーとなり、ついにはできなかったことができるようになる。

そして、それは子どもも同じ。褒められればうれしい。けなされれば悲しい。
親も同じ。親にとって、子どもの笑顔が一番うれしいのだ。子どもの泣き顔なんて見たくない。

ミルクを見ていると、愛情を素直に表すことの大切さが見えてくる。
お互いに、うれしい状態で生活すると言うこと。本当の意味で理解し尊重し合うこと。
実はこんなに単純なことだったのである。

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2005年7月 6日 (水)

ミルクの新しいリード

milk晴れたけど、ちょうど良い具合に風が吹いて、先日の暴力的な暑さとはだいぶ違う。
と言うわけで、夕方、サイクリングに繰り出した。

娘には、試したいものがあった。それが写真の赤いリード。おニューのピカピカである。ちなみに、首輪も新調したのだが、残念ながらパピヨンは胸の飾り毛が豊富なので、こちらは見れない。…だから、何度も「いらない」って言ったのに。(苦笑)

写真だとわかりにくいのだが、リードは胴輪(ハーネス)タイプになっている。両前足を通して、背中でまとめるタイプ。

ミルクは、小さい頃からリードに慣らさなかった為、首に付けるリードがあまり好きではない。それでもだいぶ慣れたから、別に買わなくても良かったのだが、運の悪いことに(?)ホームセンターで、「ペット用品 在庫一掃セール」のワゴンを見つけてしまったのだ。「お値打ち品」の力には抗えなかったのである。

さて、おニューのリード、効果の程は写真の表情で見て取れる。舌こそ出しているが、これは公園を2周も走ったため。ミルク、胴輪がお気に召したらしく、すこぶるご機嫌が良いのである。

パピヨンは、大きな耳と表情+リス尾の様子で、機嫌がはっきりわかる犬種である。
(余談だが、この大きな耳とマズル(口吻)とで、熱を効率よく放出できるので、夏の暑さにも強い。)

「これでリードでのお散歩も、ますます楽しくなるな」。と思っている、ミルクなのでした~!(…って、朝のTVではないでしょ!)

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2005年6月21日 (火)

ミルクと山の階段・・・クチナシの花

milk-kaidan00ミルクを連れて山に行くようになったのは、昨秋のことだ。

サークル育ちだったミルクだったが、自然を走るごとにどんどんたくましくなって行く。また、娘との信頼関係も深まってきたように思う。

写真は、この前行った山でのひとこま。そう高い山ではないが、蜘蛛の巣だらけの薄暗い森の道をてくてく登り、ようやく明るい場所に出たと思ったら、ご覧の階段が目の前に立ちはだかった。
思わず「が~~ん!」となってしまい、娘に「どうする?」と訊くと、「行って見ようよ。」とのお答。

・・・行くか・・・。
ところが、山の階段というのは、広くなったり狭くなったり、高かったり低かったり。おりしも梅雨の中休みで非常に蒸し暑く、つ~っと汗が背中を伝わっていくのがわかった。

「ミルクは…?」と訊くと、ちょこちょこと、定位置である娘の後ろを歩いている。人間の私たちはへぇへぇと上がっているのに、ぴょんぴょんと足取りも軽い。いいなぁ!4本足!

ようやく階段を上りきると小さな神社が奉ってあり、2人+1匹でお参りをすませたあとには、なんと、こんなにすてきなお花が待っていた。kuchinashi

クチナシの花である。それもたった一輪、まるでnancyたちへのご褒美のように咲いていた。

クチナシ・・・梔・梔子・山梔子 アカネ科 Gardenia jasminoides

娘に、「これ、すっごくいい香りなのよ。」と言うと、そっと鼻を近づけて、「・・・ほんとだね~…」と少し驚いていた。
「うちに植えればいいのに。」「う~ん…ただ、ちょっと虫が付きやすいんだよね~」
そう。類い希なその芳香に引き寄せられるのは、人間だけではないのである。

クチナシの香りのお陰で元気を取り戻し、さて、降りようか。 あの階段が待ってるよ。
・・・そうだった・・・階段だ。あれを降りるのか・・・
またしても、「が~~ん!」な、nancyなのであった。

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2005年5月16日 (月)

最近のミルク

ミルク 今日も徒歩の散歩になったが、最近のミルクの成長が、頓に目覚ましく、驚くばかりである。

ミルクをトレッキングなどにに連れ出すようになったのは、秋からなのだが、最初はまともに歩くこともできなかった。
今でもアスファルトの道は大嫌いだが、草むらの中では生まれ変わったように走る。

特に、娘が動作時に声を掛けるようになってからは、大きく変わってきた。今まで溝を跳ぶことなどできなかったのに、「ジャンプ!」の掛け声で懸命に跳ぶ姿は、本当にいじらしい。(もちろん、ミルクのことだから、たいした幅は跳べないが、彼女にしたら、すごいことなのだ。)夕焼けと田んぼ
これで動作に確実さが出ればおもしろいのだが、その点パピヨンの性格は蝶々の気ままさがあるので、どうなるか・・・

帰り際、夕日が田んぼの水に映って光っていた。
いい季節だ。

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2005年5月11日 (水)

ミルク受難の日

コウホネの花 上空に寒気が入り込んでいるらしく、いつぞやの暑さはどこへやら、ここ数日は、朝などちょっぴり寒さを覚えるほどだ。
しかし、なかなかの爽やかさなので、早速自転車で学童まで走ったが、帰りの西風に必死で対抗した為に、すっかり腿がだるくなってしまった。
この風では、ろくに写真も撮れない。でも、なんとなく自然に触れたい気分である。そこで、ちょっと車で郵便局(本局)へ行きがてらに、ビオトープを見に行くことにした。木々に囲まれている場所なら、風も穏やかに違いない。

ここは、自治会が管理しているビオトープで、nancyのお気に入りの場所である。ところが、車から降りたところで、カメラを忘れてしまったことに気が付いた。と言って、もう5時過ぎなので、戻るわけにも行かず、仕方なく携帯で撮ることにしたが、これがケチの付き始め。

写真のコウホネ(スイレン科 コウホネ属)の咲く池に行く手前で、事件は起こった。池の中のミルク
ミルクは、(人工的な)コンクリートの上を歩くのが、大嫌いなのだが、川などに掛かった橋も苦手である。nancyたちが、池を横切る小さな木橋を渡っていると、橋に乗りたくないミルクは、何を思ったか、いきなり池に飛び込んでしまったのである。

水は比較的平気なので飛び込んだのだろうが、ここはオタマジャクシのたくさん泳ぐ泥沼だ。あわてて声を掛けたときには、すっかりはまってしまい、娘が救出しようと差し出す手の方向に、必死に犬かきで泳ぐミルク。

どろどろのミルク  なんとか 上がった時には、すっかりどろどろになってしまった。
おまけに、ここは杉の木が多い為に、ちくちくの杉の葉がたくさん毛にからみつき、「まったく今日はさんざんな目に遭った…」と、言わんばかりのミルクであった。

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2005年4月10日 (日)

花のかんむり

昨日と打って変わって、朝から生憎の曇り空だ。それでも、雨が降るまでにと、近くの桜を見に行った。
土曜には、桜祭りと称してイベントが開催されたらしい。桜にはいささか不似合いなちょうちんが、ずらりとぶら下がっていた。

帰り際、いつもと違う田んぼ脇を通ったら、土手にシロツメクサ(白詰草)がこんもりと咲いているのを見た娘が、「(前にnancyが話したことのある)花の首飾りを作って。」と、ねだった。
しかし、ざっと見渡したところ、首飾りを作るには、いかんせん花の量が足りない。まだ咲きだして間もないのだ。
すると、「じゃ、かんむりを作って。」と言うので、「作り方を覚えてるかな?」と言いつつ、編み出した。
いくら昔でも、東京ではシロツメクサが咲いている場所は少なかったから、そんなに何回も作ったことはないが、簡単だし、手は覚えているものである。
一本一本、シロツメクサを摘んでは継ぎ足していく。
しかし、作っているさなかに小雨が降り出してしまい、かんむりは、ちょうどミルクにぴったりのサイズになった。

花のかんむりを乗せたミルク

早速できあがった花のかんむりをかぶせられたミルクは、相当迷惑そうだったが、それでも、喜ぶ娘の顔を見ながらじっと我慢しているけなげさは、何とも言えなかった。

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2005年2月13日 (日)

ミルクと散歩

そんなに載せないで~寒さは残るが風はおだやかなので、久し振りに娘、ミルクの3人?で、のんびりと散策に出た。

車の多い道では、もっぱら娘の押す自転車のかごに入れられていたが、暑くなって脱いだ娘のジャケットや、果てがバッグまで載せられてしまった。(軽いのでご安心を)
それにしても、何をされても文句を言わないのは、さすがの穏やかさである。しかし、さすがのミルクも次第に仏頂面になってきた。パピヨンは大きな耳のせいもあって実に表情が豊かなのだ。
ところが、公園に着いて大好きな芝生の上に降ろした途端、すっかり機嫌を直して飛び回っているものだから、見ているこちらも本当にうれしくなってしまった。
鹿児島紅梅
先日の暖かさのお陰で、梅の花もだいぶ開いてきた。これは鹿児島紅梅という八重咲きの梅。早咲きの類らしく、先日の雪の日から先頭を切って咲いていたので、真っ先にご紹介。

※左サイドバーに、春のカードを追加しました。
  学童にいただいたお花をアニメーションしました。

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2005年1月18日 (火)

猫じゃらし?犬じゃらし?

コツブキンエノコロいわゆる雑草という植物たちに目を向けるようになると、その種類の豊富さに圧倒される。
例えば、今までなんとなく「黄色い花」とだけ認識していた花々も、一つ一つ、なんとたくさんの名前があることか・・・

さて、ミルクを連れて花の写真を撮っていると、ちょっと困ることがある。犬は大変好奇心旺盛であり、飼い主が何かに意識を集中させていると、「なに、なに~?」と、すぐに鼻を突っ込んでくる。ミルクも例外ではなく、こちらが慎重にカメラを向けていると、すっ飛んできて真ん中に陣取り、自分も仲間に入ったつもりになっている。
写真の花を撮った時も、興味深そうに観察しに来た。これはいわゆる猫じゃらし、「エノコロ」の仲間なのだが、ミルクの鼻と比べてみても、ずいぶんと小さいことがわかる。花穂の部分が2cm程度の、本当にかわいい猫じゃらしである。犬がじゃれているから、犬じゃらしか・・・

この花、実はずっと名前がわからなくて困っていたが、「Photo salon MOCA」という野草写真サイトを開かれているMOCAさんに同定して頂いたところ、「エノコロ属 コツブキンエノコロ」と思われる、とのことだった。
名前がわかると、余計に愛着が湧いてくる。年明けて再度コツブキンエノコロに会いに行ったところ、既に枯れて結実していた。この実が落ちて芽生え、また新たな花が咲く。厖大な時間の流れの中で、小さな猫じゃらしは夢の中でミルクと戯れていた。

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2005年1月 6日 (木)

山の雪

寒いよぉ~!日に日に寒くなっている。12月28日に、「この寒さはホッとする」などと書いたが、あっさりと前言撤回する!やっぱり寒いのはいやだ!・・・などと言いながら・・・
さすがにホッとはしないが、年が明けて2日には山に行ってきた。理由が、「おにぎりを山で食べたくなったから」と言うのだから、我ながら笑える。
まっすぐに展望台へ行くが、暮れからの寒波で山の上の方は結構白い。下はとても良い天気だったのに、ちょっと登っただけで想像以上に雪が残っており、吹き寄せられて冷たく凍てついている。いつもフリスビーを楽しむ広場は、まるで真っ白なじゅうたんを敷き詰めたようになってしまい、ミルクははじめて踏む山の雪に、かなり戸惑いながら歩いていた。
展望台で食べたおにぎりは、ちょっと忘れられない味だった。それにしても、本当に寒かったなぁ~!

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2004年12月21日 (火)

愛犬ミルクの話

砂風呂のミルクミルクは実に珍しい犬だ。犬種はパピヨンだが、これは昨今ではまったく珍しくない。いったい何が珍しいかというと、その性格である。ミルクが怒るのを、私はいまだかつて見たことがない。正確に言うと、「怒ることを知らない」のである。誰に対しても穏やかに興味を持ち、静かに愛想を振りに行く。相手が見知らぬ幼児でも変わらない。大抵の犬が幼児を嫌うのに、なんともおもしろい性格だ思う。山で歩いているときも、通りがかる人に「可愛い~♪」などと言われようものなら、トコトコと後を追って行こうとしたりもする。(笑)
彼女は、人を疑うことを知らないのだ。ちなみに、相手が犬なら怒ることもあるらしい。ただし、これもしつこくされた時に限る。この性格は、まさに生まれつきのものだろう。
nancyは長年パピヨン専門のショードッグのブリーダーをしていたので、nancy家にはパピヨンがたくさんいる。そんな中でもミルクの性格はずば抜けている。逆に、展覧会には適さないだろう。性格の良さが災いしてしまうのである。
娘がパピヨンたちと遊びたがるのを見て、私は「ミルク」を、彼女の友だちに選んだ。思った通り、ミルクは本当におとなしく、おまけに抱かれるのが非常にうまい。天性の「セラピー・ドッグ」であり、力を抜いてくたっと抱かれるので、実に抱き心地が良い。娘が何をしても、されるがままだ。お腹を上にした「赤ちゃん抱っこ」をされても、顔をくちゃくちゃにされても、じ~っとしているのには感心する。この写真は、「砂風呂~♪」と言う娘に、いいように遊ばれているところ。

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