2006年11月28日 (火)

東屋のわきで… ヤブコウジの赤い実

山の道…と言うわけで?登りだしたわけだが、歩くのは昨年と同じルートである。(…てか、それしかない)
標高500m程度の小さな山だが、それとて登るのは意外にきつい。
ルートのほとんどが人ひとり歩くのもやっとの細い道であり、足下には枯れ葉が多く滑りやすいのだ。

昨年のnancyの興味はどちらかというと樹木よりも草本に目が向いていたから、似たような木ばかりで樹下にはシダ植物が生い茂るこの山に行きたがる娘の気が知れなかった。
しかし、歩き始めて間もなく、そんな気持ちは変わっていったのである。
あれ、この山ってこんなに面白かったっけ?

さて、ちょっときつめの坂をがんばって一気に上ると、東屋(あずまや)に出る。
この東屋については昨年ぷち登山 その2で書いたが、もちろんここで昼食タイムとなる。
なにせこの小さな山では、この東屋を過ぎると「平らで落ち着ける場所」にあずかることは難しくなるのだ。

早速、お待ちかねのおにぎり(薄味の梅菜めしに、中身は焼きたらこ)登場!なのだが、お待ちかねどころか、まだスタートして30分も経っていない。
実は、今回も家を出るのが遅くなり、とっくにお昼時間を過ぎていたのである。
しかし、家でお昼を食べて出るほど我々は愚かではない。(笑)
「東屋でおいしいおにぎりを食べる」という目的を達成するための綿密な計算に基づき、おにぎりと同時に空腹をこしらえてきたのである。(汗)
もちろん、澄んだ空気の中で食べるおにぎりのおいしさは言うまでもなく、ミルクもおやつを貰って、つかの間の幸せ気分が広がった。

ヤブコウジさて、出遅れたのであるからそうそうのんびりしてはいられない。
すっかり口癖になってしまった、秋の陽はつるべ落とし
二つずつある大きめのおにぎりを、それぞれ一つずつ残して東屋から降りると、ヤブの中に小さな赤い実が光っているのを見つけた。

あ、ヤブコウジだ…

ヤブコウジ・・・(藪柑子) ヤブコウジ属 ヤブコウジ科 Ardisia japonica 別名:ジュウリョウ 常緑小低木

小さなかわいいヤブコウジ
早速しゃがんでカメラを向けると、ふと思い出した。
確か、昨年もここでヤブコウジに会って、こうして写真を撮ったっけ…
同じ場所で同じ顔に出会ったので、ついうれしくなってしまった。

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2006年11月26日 (日)

今年もぷち登山

昨年の11月、とある低山に夢中になった。
ぷち登山と題してこのブログにも書いたが、結局頂上制覇までは至らなかった。

元々、山登りそのものが好きなわけではない。
何かしらの発見や出会いがあるから山へ行くのであって、晴れて頂上を極める気はさらさら無い。
また、「努力」などという言葉にはとんと縁がなく、ひぃひぃ言いながら汗水流して登るのは、およそ趣味に合わないのである。
…が、「どうせなら頂上まで登ろうよぉ。」と言う度重なる娘のおねだり攻撃によって、今年もこの山へ登ることになった。

ミルク さて、なぜこんな(お地味な)山へ登るのかと問えば、我が「夢中な登山隊」には、常にしんがりを務めるパピヨンのミルクが居るからである。
ミルク無しの山なんて、ク○ープを入れないコーヒーみたいだ…なんてえらい古いCMを引っ張り出してみたが、実際、彼女のいない山は本当に味気ない。

ところが、お人好しで人間大好きなミルクは、人を見つけるたび「ご挨拶~♪」とばかりに、とことこと付いていく。
(たいていは喜んでくれるが)、寄られた方も迷惑だろうし、こちらもおちおち進めない。
というわけで、たとえ休日でも人のいなさそうな所を探して歩くのである。

紅葉の山とは言っても、そこは田舎暮らしのいいところ。
そんな場所を見つけるのはそれほど難しいことではないのだ。
そして得ることのできるものは、nancyと娘とミルクの他には誰もいない、喩えようもなく贅沢な時間である。

これを一度味わってしまうと、どこか有名観光地へ行こうなんて気はあっさり失せる。
そんなわけで、今年もぷち登山へと繰り出したのである。

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2005年12月 5日 (月)

下界へ…

御在所頂上より のんびりと御在所行きの話をしている間に、この冬一番の寒波が押し寄せてきたので、ぼちぼち下界へ戻ることにしようと思う。
(12/5の御在所岳頂上は、もう真っ白である。)

頂上辺りをうろうろして遊ぶと、あっという間に午後3時半を回ってしまった。
「あれ、確かロープウェイは午後4時までじゃない?!」…乗り損なったら大変だ。
この軽装では行き倒れてしまう…とばかりに、一同駅を目指して道をテッテと下り始めた。

写真、クマザサ越しに見えるのは、右に日本カモシカセンター、中央高いところに見えるのがロープウェイ山上公園駅だ。
見ての通り、駅はちょいと高いところにあるから、一度頂上から下ってから、まただらだらと坂を登らなければならない。
うひぃ~、下りで膝が笑い出したところへ、登りである。
ミルクを入れる為のキャリーケースを持つ手がず~んと痺れてくる。

ロープウェイから見る麓やっとのことで駅にたどり着くと、乗車を促すアナウンスが流れてきた。
ふぅ、せ~ふ!相変わらずどたばたとではあるが、御在所岳ともこれでお別れである。

さて、今回はロープウェイという手段で簡単に行ってきた御在所岳だが、あちこちで登山道の道を覗きながら、何度か「踏み込んでみたい」という誘惑にかられた。
まだまだ軟弱トレッカーの身には険しすぎるが、いつかはこの足で登ってみたいかも…と思いつつ、プリちゃんの待つ駐車場へと急いだ。

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2005年12月 3日 (土)

御在所へ その6 ~アセビ (馬酔木)

アセビ 御在所の山上エリアは既に初冬である。

既に落葉樹は色鮮やかな衣をきっぱりと脱ぎ捨てて、あたりが雪に覆われるまでのわずかなひとときを、どこか寂しげに過ごしている。
そんな中、とにかく目に付いたのがアセビの木である。

アセビ・・・(馬酔木) ツツジ科 アセビ属 Pieris japonica

アセビついては2005.03.24 山のアセビで書いたが、すずらんの花にも似た白い花を鈴なりに咲かせたその姿は、まだ花の少ない早春にあって、まるでヒロインのように感じられたものだ。

さて、アセビは常緑低木なので葉を落とさない。
ここ御在所岳の頂上付近という場所においても、(当たり前のようだが)こうして元気に葉を蓄え、早春に咲かせるつぼみを既に夏から準備しているのである。

アセビの蕾と実 御在所山上公園から頂上までの、だらだらとした上り坂が続く中、息を弾ませながら眺めたアセビの木。
そこには、つぼみのみならず、今年咲かせた花の果実も同時に存在しているのに驚く。
おまけにその花は、2月半ばから4月くらいまでと長期にわたって咲き続けるのだから、いったいアセビはいつ休むのか、そのエネルギーたるやものすごいものだと思う。

御在所と言えばカモシカが有名だが、アセビ有毒植物なのでカモシカも食べない。
生来のパワフルさに持ってきて、鹿やカモシカたちも食べないとなれば、まさにこの世の春が如く、アセビの向かうところ敵無しといったところであろうか。

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2005年12月 2日 (金)

御在所へ その5 ~オオカメノキの実

オオカメノキ いまだしつこく御在所にいるのだが、やっぱり植物に目が走る。

ただ、標高が高いゆえに既に季節は初冬…、今日(11/28)はべらぼうに暖かいけれど、朝夕などは身の切れるような風が吹くのだろう。

そんな中、こんな赤い実を見つけた。
既に葉は全て落としているが、山頂エリアという場所とも考え合わせて、オオカメノキの実かな…と思った。(もし違っていたら、ご容赦の程を…)

オオカメノキ・・・(大亀の木) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum furcatum 落葉小高木 別名ムシカリ

オオカメノキの実 オオカメノキは亀の甲羅のような丸くて大きな葉を持つので、大亀の木と呼ばれるらしいが、その他に「大神の木」がなまったという説もある。
神の宿る場所」である御在所、また古くは山岳宗教の拠点として位置づけられていたということから考えても、ここではやはり大神の木としたい。

こんな高い場所でも鳥はやってくるらしく、オオカメノキの実もだんだんと少なくなっていく。
やがて全てが白く覆われて、御在所にしんとする冬がやってくる。

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2005年12月 1日 (木)

御在所へ その4 ~今日で一周年!

鎌ヶ岳 向こうに見えるのは御在所から見た鎌ヶ岳

ここへ立ってみて感じたのは、とにかく空が広い。
田舎に越して以来、日頃から空の広さは感じていたが、さすがに標高1000m越える山から見る空は大きくて、低地とはまったく別物だった。
なんというか、「うわぁ~~!」なのである。
ちょうど視界が開けたとき、思わずうわ~っと声を上げたら、後ろの娘も、「うわぁ~~!」と声を上げた。さすがは母娘、同じような事を感じるものである。

大石にて ところで、御在所ではびっくりするほど大きな岩をあちこちで見かけるが、まさかミルクが岩に登れるとは思わなかった。
写真は、ミルク登頂の図。
さすがに爪の先まで緊張が走り、前肢を大きく広げて踏ん張っている為、やたらと太って見えるが妙におかしい。
相当な高さの岩なので、固まってしまっているのかも…。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
本日、当ブログ「今日も夢中で!」が、めでたく満一周年を迎えました。
nancyの拙文にもめげず訪れて下さる皆様、本当にありがとうございます。
何をしても三日坊主のnancyですが、なんとか一年続けることができ、それにつれて、自然に対する興味は一段と強いものになりました。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

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2005年11月30日 (水)

御在所へ その3 ~奇岩たち

御在所の奇岩 ロープウェイはするすると進み、どんどん標高が上がる。
それにつれて風景も様変わりしていった。

色とりどりに染まった山麓~中腹エリアから更に上がると、次第にごつごつした岩が目に付くようになってきた。
これが有名な「御在所の奇岩」である。
このロープウェイのちょうど下あたりか、実におもしろい岩の数々に出会えるらしいのだが、これら全てが自然の作った造形と思うと、つくづくスケールの大きなことと思う。

山上公園にて そうこうするうちに、ゴンドラは山上公園駅へ到着した。
しばらくこの周辺をうろうろしてみることにするが、山は霞んでしまってクリアな視界とは言い難し。
ただし風もなく、ずいぶんと暖かいので首筋を伸ばし、持ってきたジャケットをデイパックに押し込んだ。

頂上へ行くには、ここから更にリフトに乗る必要がある。
しかし、ミルクを抱えてのリフト乗りはちょっとあぶないし、せっかく山に来たのだから、少しぐらいは歩こうじゃないか。

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2005年11月29日 (火)

御在所へ その2 ~ロープウェイ

このところのココログ不調に撃沈相次ぐ今日この頃、28日の御在所行きの話が始まったばかり。(泣)
仕方ないので、かまわず我が道を行くことにする。

ロープウェイから見た紅葉 さて、いよいよロープウェイに乗車である。
「往復大人2枚。」「4200円です。」内心、(たっか~~!)とつぶやく。
小学生と言っても絶対に怪しまれない娘であるが、ほんの数ヶ月ごまかすのを頑なに拒否するに至って、しぶしぶ大人料金を支払う。
もとい、もちろん当たり前のことである。正直者バンザイ!

ミルクはと言うと、キャリー・ケースに入れて足元へ。
程なくゴンドラは、滑るようにというか、ちょっと恐いくらいの揺れを感じながら進み出した。
湯ノ山温泉街があっという間に小さくなっていく。
12分間の空中散歩…ロープウェイの売り言葉のようだが、紅葉は既に山麓まで降り、眼下いっぱいに広がっていた。
う~ん、さすがにきれいだ。これを見れただけでも来た甲斐があったというものである。

ケースの中のミルク 時折耳がぽ~んとする。
ゴンドラで同乗したご夫婦がミルクのケースを見て、「うちも連れてきてあげればよかった。」と声を掛けてきた。
聞けばご愛犬はミルクと同じパピヨンとのこと、「でも、うちの子はこんなにおとなしくないからだめだわ。」とおっしゃった。

ミルクはまったく音を立てずにケースの中でじっとしている。
気圧の変化をどう感じているのだろうか。
「いったいどこへいくのだろう…」 と思いながら、いつものように自分の運命をただ受け入れるのみのミルクだった。

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2005年11月28日 (月)

御在所へ

ropeway01 紅葉の名所へ…と書いたものの、その名所を通り越して、今日は三重県 御在所岳に行ってきた。
と言っても、今日は歩いて登ったわけではない。

本日の目的は、「ミルクと御在所ロープウェイに乗ること」である。(笑)
これは、相当昔からの娘のおねだりなのだが、混んでるのはイヤ、値段が高いのはイヤなどと拒んできた。
しかし、ま、死ぬまでに一度くらいは乗ってもいいだろうということになったのである。

この御在所ロープウェイ、娘は二度目だが、nancyは初めてだ。
なにせ、いわゆる観光地はちょっと苦手である。
おまけに、この時期御在所近辺は、紅葉狩りをする観光客でいっぱいだ。
土日にはなんと40分渋滞なんて話を聞き、そんなところへ行くのはまっぴらごめんだと思ったところへ、うまいこと娘の中学の代休が入ったのである。

月末の月曜ならば、それほどの混雑もないだろう…ということで、今頃は中腹エリア以下の紅葉がきれいなのだが、それを一気に吹っ飛ばして山上エリアへ行ってきたというわけだ。
娘の目的は紅葉ではなく、「ミルクとロープウェイ」なわけだからである。

さて、果たしてペットはゴンドラに乗れるのかと調べると、100円でペット用籠を貸してくれるらしい。
しかし、ちょっと借り物の籠はいやなので、いつもプリちゃんで移動するときに入れるペットキャリーを持ち込むことにした。ちなみにキャリー持ち込み料は無料である。

さて、御在所ロープウェイに乗る為には湯の山温泉まで走って、駐車場にプリちゃんを駐めることになる。
駐車場料金は800円也。プリウスを折りたたんで持って行くわけにもいかないからここに駐めることにする。

すると、駐車場のおじさんが「これ、ハイブリッド・カーかい?全然音がしないなぁ!」と言って話しかけてきた。
ハイブリッド・カー。1年半前にプリちゃんが来た頃にはよく言われた言葉である。
昨今下界ではちょっと走るとプリウスに遭遇するので、最近は見向きもされなくなってきたから、プリちゃんも心なしか機嫌良さそうだった…

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2005年11月27日 (日)

またまた山へ…

紅葉する山 前回山へ行った話が終わらぬまま、休みのたびに山に行き倒している。
発見に次ぐ発見、感動に次ぐ感動で、すっかり話が追いつかなくなってきている状態である。

ブログに書こうと思うときにはある程度情報がこなれた状態にあるのだが、こなれる前に次の山行きが入るので、頭の中には断片化されたおびただしいプロットが渦巻き、まったくまとまらないのだ。

もっとも、これらが全て名文となって噴出してくるのであれば、きっと作家先生にでもなれたのだろうが、ほとんどは形にならないままシナプスに埋もれ、忘れ去られていく。
ただし、それらは完全に失われてしまうのではなく、またいつか…、そう、言うなれば秋に受け取ったプレゼントの箱を翌秋に開けるようなもので、新たな感動とともに初めて言葉として生み出されてくるのだと思う。
私たちは、まさに約束された自然のサイクルの中で生きているわけだから、忘却して焦る必要などないのである。

雪が降る前に、もっともっと行っておきたい場所がある。
そろそろ、混雑を避けてきた紅葉の名所へも、遅ればせながら行ってみようと思っているのだ。

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2005年11月25日 (金)

ガンクビソウ (雁首草)

ガンクビソウ 山の小さな観音寺の参道で、こんなお花に出会った。
それは、ガンクビソウ(雁首草)。

雁首とは、キセルの頭のこと。
煙管(キセル)そっくりにうつむいて咲くから、ガンクビソウである。

ガンクビソウ・・・(雁首草) キク科 ヤブタバコ属 Carpesium divaricatum 花期:6~10月

樹齢300年とも言われるヒノキの足下で、まるでnancyたちを待っていたようなその花は、ひたむきそうに下を向き、物憂い表情を見せていた。

ガンクビソウの頭花は、いつも蕾のままのように見える。
そのわけは、舌状花を持たないから。
舌状花とは、キク科植物特有の、「花びら」に見える花のこと。
タンポポの花を思い起こしてもらえばわかりやすい。
あの花びら一つ一つが舌状花である。

ガンクビソウの花反してガンクビソウは、筒状花と呼ばれる花を持つ。
周辺部は雌性の筒状花、中心部は両性の筒状花、それぞれたくさん集まって構成されている。

草丈は0.3~1.5m!というから、相当背が高くなる個体もあるらしいのだが、この花はさしずめ「前へならえ」の手を腰に当てるタイプで、30cmそこそこしかなかったため、下向きの花の表情を窺うのに、ちょっとばかり苦しい思いをした。

なにせ生えているのが観音寺の参道だから、草刈りを熱心にされてしまうのだろう。
そのために、なかなか背丈が伸びないと見える。
それでも大きなヒノキの根本はとても心地よくて、よそへ引っ越す気など毛頭なさそうに見えた。
その証拠に、あちこち歩いてみたけれど、この場所以外ではガンクビソウに出会うことはなかったからである。

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2005年11月23日 (水)

コアカソ(小赤麻)のネックレス

コアカソの実 渓流から上がって、東海自然歩道を歩くことに決めたところで、コアカソに出会った。

コアカソ・・・(小赤麻) イラクサ科  カラムシ属 Boehmeria spicata

コアカソは、イラクサ科だが草本ではなく、落葉小低木だ。
少なくとも背丈1.7m以上はあったから、草本であるアカソよりも大きいのにコアカソなのは、どうやら葉っぱが小さいかららしい。

コアカソの果実 このコアカソは、渓流の橋のたもとにでんと陣取って、ネックレスみたいなお飾りを、ぶらりといくつもぶら下げていた。
よく見ると、いがいがした実がお団子のようにいくつも連なって、なんともおかしみのある姿である。
あまり好まれる植物ではないのだが、その実の可愛らしい表情にしばらく見とれてしまい、娘にせかされてようやくその場を離れた。

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2005年11月22日 (火)

山ふたたび…渓流にて

keiryu02道を知らずに踏み込んだ山の小道…

小さな橋を過ぎると、川との落差も少なくなったので、水そばまで降りてみることにした。

しっとりとした水の匂いが、辺り一帯に漂う。
重なり合う岩の間を、澄んだ水が絶え間なく流れていく。
水は冷たくて、透明度も高い。
流れが滞った部分には、落ち葉がいくつも寄せられて重なり合う。

川の水面この写真、水面を撮ったのだが、水がきれいすぎるために、まったく写らないのにはびっくりした。
なんだか、ただ落ち葉だけが魔法のように宙を浮いているかのように見える。

音と言えば、流れるせせらぎと、時折聞こえる鳥の声しか聞こえない。
喩えようもない贅沢な空間が、娘とnancy、そしてミルクを包んでいた。

渓流にて そこへ、唐突に柴犬を連れたおじさんがやってきた。
慌ててミルクを抱き上げるように娘に言ったが、反面とても安堵したのがおかしかった。

ぷち登山の時もそうだったが、こんな場所で誰もいないのは本当に心細いのである。
人だらけの紅葉名所はごめんだが、かといって誰もいなさすぎるのも心配だ。
しかし、東海自然歩道という見慣れた道しるべと、柴犬連れのおじさんのおかげで、更に進んでみる気になったのである。

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2005年11月21日 (月)

山ふたたび

山道 ニシキギと別れたあと、渓流沿いの道を覗いてみた。
ちょっとだけ歩いてみようか。
荷物をプリちゃんに残したまま、ぶらぶらと歩き出した。

この道は、娘が小さい頃ちょっとだけ踏み込んだことがある。
確か、東京から両親が遊びに来ていて、どこか静かなところへと、連れて来たのだった。
2年ほど前に父が倒れて以来、2人揃って旅行することも無くなった。
こんな場所にはもう連れて来れないなぁと、歩きながら思った。

さて、この道の右側下にはずっと川が続くのだが、上流なので岩も大きい。
そのままずっと歩いてみると、足下がだんだんと湿ってきて、そのうちにびしょびしょになってきた。
見れば、山肌から水が伝ってきているようだ。
少しずつ、少しずつ、山の水が染み出て川に入っていくのである。
…はっとして娘に「ミルクを抱いて!」と言ったが遅かった。
既にミルクの足はどろどろになっていたのである…悲…

そのうち、道が細すぎて引き返すことができなくなった。
なにせ、nancy、娘、ミルクの一連隊は、順序を変えることができない。
無理に変えようとして、ミルクが崖から川に落ちては大変なのだ。

山の中の小さな橋 そうこうするうち、川との落差がだんだんと小さくなり、小さな橋が見えてきた。
またしても無計画な山歩きである。
が、だいたいの位置の見当は付いているし、時間的にも少し余裕がある。
それに橋があるということは、更に整備された道があるはずだ。
そう思って橋近くまで歩いて気が付いた。
そこは東海自然歩道だったのである。

道しるべが招いている。
大好きな東海自然歩道とな…
さて、このまま進むか、戻ろうか…

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2005年11月20日 (日)

ニシキギ (錦木)

ニシキギ この日曜はすっかり山にはまった娘のリクエストで、天気さえ良ければ、「ぷち登山」の山に行くことに決まっていた。
しかし冷たい風がやや強く、出かける時間も押してしまったので、「いつもの森 」へ行こうということにして、娘もをしぶしぶ承諾させた。
しかし、ちょっとニシキギの様子が見たくなり、いつもよりちょっと上までプリちゃんを走らせたのである。

ニシキギ・・・(錦木)  ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus alatus

ニシキギは庭木としても多く植栽されているから、別にここでなくても見られるのだが、絶え間なく流れる山の小川脇に生えるここのニシキギが好きで、年に何回か会いに来る。

ニシキギの葉 ニシキギは、その季節によって実に特徴的な表情を見せてくれる落葉低木だ。
湿度の高めなところが好きなので、ここのニシキギは渓流からの湿潤な空気を存分に浴びているせいか、いつ来ても機嫌がいい。

やがては真っ赤に紅葉するが、今時分の、まだ染まりきらない葉の美しさはまさに錦のようで、ニシキギという名が付いた所以を存分に感じさせてくれるのである。

このニシキギに別れを告げた後、ちょっと踏み込んだ山の小道。
予定ではいつもの山を軽く歩く程度のつもりだったのに、2時間ものトレッキングとなってしまったのである。

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2005年11月16日 (水)

山のムラサキシキブ

ムラサキシキブの実ぷち登山」の山を降りて東海自然歩道に入ると、一気に植物たちも賑やかさを見せた。
秋の花や実、紅葉も相まって、色とりどりの美しさである。

が、夕方近くなると急に空気が冷え冷えとしてくる。
やはり秋は日の暮れが早い。
足早に帰路を歩くそばに小さな川が流れており、絶え間なく流れる水の音が聞こえてきた。

近づいてその優しい音に耳を傾けると、ふと目に止まったのがムラサキシキブの深い紫だった。

ムラサキシキブ・・・(紫式部) クマツヅラ科 Callicarpa japonica 花期:6~8月 日本原産の落葉低木

ムラサキシキブの実については、9月に「この実なんの実 …ムラサキシキブの実」で書いたが、あのときの、まだ若々しさが残る葉っぱの色、色づき始めたばかりの淡い紫色の実がびっしりと付いた姿を思い出すと、季節の移ろいの早さを思い知らされてしまう。

山のムラサキシキブ。その葉は数えるほどになっていたが、その細い枝先には既に小さな冬芽を持っていた。
ムラサキシキブの冬芽は、何かに守られるというわけでもない裸芽と呼ばれる状態で冬を越す。
そして、頂芽の下には小さな側芽二つが対になって寄りそう。 (ムラサキシキブの葉は対生)

命の証とも呼ぶべきそれらの芽をそっと育てながら、ムラサキシキブは厳しい冬を過ごすのである。

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2005年11月15日 (火)

ぷち登山 その3

山道 さて、ぷち登山もぼちぼち終盤を迎えた。

登りがあれば、当然下りがある。
もとより無計画に登りだした山だ。降りることも考えなければならない。
だいたい、どの辺を登っているのかさえわからないのである。
お昼を食べた東屋から、更にもう少し登ってみたのがこの写真。
正面奥に東屋があるのだが、もうすっかり見えなくなっている。

このまま明るい道が続くかと思われたのだが、道は下りを示し始めた。またしてもジャングル的な道らしく、覗いてみたが相当薄暗い感じがした。
そろそろいい頃合いである。さぁ、戻ろう。

milk-yamamichi

ここで心配なのがミルクである。
登りは結構急な斜面があった。来たのと同じ道を下るのだから、どうしても抱き上げて降ろしてやらなければならない場面もあったが、なかなかどうして、たいしたぷち山岳犬ぶりである。
ここは無理だろうと思われるような所でも、難なく道の脇を使って降りていく。逆にこちらの足下の方が危ういくらいだ。

こうしてミルクを山に連れ出すようになって一年が経とうとしているのだが、ミルクの成長ぶりには目を見張るものがある。
一年前は山の階段が下りられなくて、娘が迎えに行くのを待っているような状態だったのに、今ではたとえ怖くても、ひたすら娘を信じて降りていくのである。さても犬とはけなげなものだと思った。

とはいえ、普通は先頭を切るのが犬なのだが、いつでもどこでもミルクは最後尾。
試しにミルクを前に出しても、絶対に娘の後ろに付く。
というわけで、一人しか通れない道では、お毒味役のnancy、娘、ミルクの順番は、決して変わることはないのである。

さて、今回のぷち登山、味を占めたのは娘である。
何が面白かったのか、あれ以来山の虜になってしまった。
後で調べたら、今回nancyたちが登ったのは、山の3分の1~半分程度で、引き返したあの道を下ったあとまた登りになって、山頂へ向かっていくらしい。
道のスリリングさは更に増し、なかなかおもしろそうなポイントがあるそうな。
それを知った娘は、顔を見れば「また山へ行きたい」を連発している。

というわけで、おそらく近いうちにまた登ることになりそうである。
そう、あの山の頂上を目指して。

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2005年11月14日 (月)

ぷち登山 その2

yamamichi02 引き続き、ぷち登山の話。

そういえば、前にもこんな感じの細い道を通ったことがある。
6月に書いた「ミルクと山の階段」で登った道だ。
あのときは山というよりも丘陵で、住宅地からも近く、15分ほどで頂上に着いてしまったが、今回は低いとはいえさすがに山である。
歩いているときには足下に注意をするので精一杯なのだが、ふと休んで周りを見渡せば、思った以上に高く登っていることに気が付く。

「お~、お堂の屋根があんな下に見えるよ。」と、気をよくして先に進むが、足跡らしきものはなく、トライアルらしいバイクの轍のみが残る道である。
誰ともすれ違わないのが妙に不安になってきた途端、前方から初老の夫婦が降りてきた。
どうやら、このまま登っても大丈夫そうである。
現金なもので俄然元気になり、もう少し登ってみることにする。

kouyou-yama ほどなく、山の東屋にたどり着いた。
これがこの山のどの辺なのかはわからないが、展望台のように作られたその東屋でひとしきり休み、昼食を取ることにした。

向こうに見えるのは、色とりどりに紅葉する山の姿だった。
混雑する紅葉スポットのような高い山ではないから、まだまだ色づいて間もなく、若さの感じられる染まり具合であるが、それでも秋の気分は充分満喫!である。
この景色と澄んだ空気の中で食べるおにぎりは、もちろん手作りがいい。今回のおにぎり、“当たり”はたらこである。これがもう、最高のごちそう!なのだ。

milk-tenbou …と、「ミルクにも紅葉を見せてあげる。」と言って、娘がひっつき虫だらけのミルクを高く抱え上げた。

果たしてミルクの目には、紅葉の山はどう映ったのだろうか。

ただ一つ言えることは、こうしてみんなと一緒にいることが、ミルクにとって一番うれしいことなのは、間違い無いようだった。

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2005年11月13日 (日)

ぷち登山

前から、この日曜は紅葉を見に行こうと約束していたのだが、そうした場所は今がシーズンのピークらしく、どこもかしこも人人、車車で大渋滞だと聞いた。
そこで、今日はもう紅葉はあきらめて、人混みを避けた穴場へ行ってみることにした。

sandou01

まずは駐車場に車を止めて、とある観音寺を目指す。
狙いは的中、日曜というのに歩く人はまばらで、時折親子連れや老夫婦とすれ違うくらい。

そこには、年月を重ねた檜の森の中に佇む小さな観音堂があり、この参道が実にすばらしかった。
ヒノキたちにいざなわれて、まっすぐに伸びた白い道を歩く。
石を踏む音だけが響いて、全ては静寂に包まれるのである。
…が、まぁ、こちらは2人+1匹の珍道中であるから、静かさとは縁遠い世界なのであるが…

そのまま東海自然歩道に入る予定でいたのだが、観音寺の奥が標高500mちょいの山であり、「登山口」という小さな立て札を見るにいたって、好奇心旺盛なnancyと娘、「ちょっと行ってみようか…」という話になるのは当然のことと言えた。
いったいどんな道行きになるのだかわからないまま、登ってみたのである。

yamamichi01こう見えても昔から疲れることが嫌いだったので、いわゆる登山道と言われるものにはあまり縁がない。
道と言うからには整備され、行き交う人と挨拶を交わしながら登るものだと心得ていたから調子が狂った。
この山道、人一人歩ける程度の幅しかなく、所によっては斜度がきつく木の根っこが階段代わりだったり、道の両脇からシダ植物が幾重にも覆い被さった、昼なお薄暗い、「道」というよりも「溝」のようなところを通ったりと、なかなかスリリングなぷち登山だったのである。

というわけで、この続きは、明日へ。

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2005年10月31日 (月)

チヂミザサ(縮み笹) …ミルクの憂鬱

milk-hittuki01 ミルクは山を走るのが大好きだ。
特に枯れ葉や下草がかさかさと音を立てるような道は一番好き。

この頃では走っても暑くないし、カユイやぶ蚊も少ないし…というわけで、プリちゃんに乗り込んで山に行くのは、楽しくて仕方がない様子だ。

ただし、気持ちよく走っていると、あっという間にご覧の通り。
あ~あ!ひっつき虫がこんなに~!…と叫ぶ娘の声が聞こえる。

chidimizasa01 犯人はチヂミザサである。
この写真は少し前の、まだ「開花中」の状態だが、この時期山には絶対にジーンズで行ったほうがいい。
nancyはうっかりトレーニングウェアで行ってしまい、気が付けば、ミルクと同じくズボンが緑のつぶつぶだらけ。
たくさんのチヂミザサの種を持ち帰ってしまった。

チヂミザサ・・・(縮み笹) イネ科 チヂミザサ属 Oplismenus undulatifolius 花期:8~10月

チヂミザサは笹ではなく、イネ科の多年草だ。
まるで笹の葉を“なみなみ”に縮ませたような葉なので、チヂミザサというわけ。
一見、すんなりとした美人に見えるので、もう少し優美な花でも咲くのかと思ったのだが、残念、近付くとひっつき虫という「素敵な贈り物」をたくさん頂く羽目になる。

とにかくチヂミザサの種は始末が悪い。
トレーニングウェアのようなニットでは、突き刺さって肌にチクチク当たるし、へたに引っ張ると布地が傷んで毛羽立ってしまう。
粘りけのある粘液でもくっつくし、動物の毛や衣類などにはノギが引っ掛かる形で、より遠くに遺伝子が運ばれることを企んでいるのである。

おまけに大抵の植物は、踏みつけられないように山道の端っこの方にいるのに、チヂミザサはどういうわけか道のど真ん中に陣取って、そのひっつき虫だらけのその花穂が、通る者たちに効率よく触るようになっているのだから、たまらない。

こうしてミルクは、胸から顔にかけて思いっきりチヂミザサの洗礼を受ける羽目になり、家に帰ってから娘にひっくり返されて、一つ一つ取って貰ったのはいいが、時折毛を引っ張られては「ヒィン!」と、何度も鳴き声を上げていた。

ミルクを悩ませるひっつき虫はチヂミザサだけではない。
これからの季節、山に行くたびになんだか憂鬱な種がたくさんくっついてくる。

もしもミルクが言葉を話せたら、「もう少し足が長かったらいいのに…」とでもぼやくのだろうか…

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2005年4月 8日 (金)

森のちから

今日はなかなかヘビーな一日だった。

まず午前中の一泳ぎにはじまり、なんだかんだバタバタと動きまくった。こんなに天気が良いのも今日までで、早くも明日から天気が下り坂らしい。
今日こそは、花見をしなくては…

毎年、特別に花見などはやらないが、道を走っても桜が目に入る。やっぱり日本人だ。桜が大好きなのだ。

さて、どこにいこうか?…
近くの川に、自転車で行こうと思っていたのだが、娘が運動公園系に行きたがった為、急遽予定変更をすることにした。

行ってみると、さすがに人が多い。とても賑やかで楽しい雰囲気だ。だが、なにより暑い。これには参った。山に近いから空気は澄んで、容赦なく太陽が照りつける。帽子を忘れたので頭がぼ~っとするほど熱い。まるで初夏並である。とても桜を愛でる陽気ではない。

ミルクも舌を出してだれ~っとしているし、nancyも泳ぎの疲れが出てきて、次第にだるくなってきた。「もう帰ろう。疲れたよ…」と言ったが、なんとなく山を見ているうちに、大好きなヒノキの森に行きたくなった。

森の中のミルク

「森に行こうか?…」

…15分ほどプリちゃんを走らせる。そして、森へ…
そこは、まさに別世界であった。
ウグイスの鳴き声を聞きながら、間伐材で作られたベンチで休憩をした。ミルクも、足元に伏せて、身体の底から森を感じているようだった。

そうして、しばらく静かに呼吸をしていると、疲れてだるかった身体が、徐々に浄化されていくのを感じた。次第に疲れが引いていくのである。

これこそが森の力だろうか? 我ながら、この不思議な効果にはびっくりした。
その後、私たちは更に上に登り、思いっきり山を堪能して帰ってきた。

森のちから・・・それは、自然がくれた、大いなるプレゼントなのだろうか…。

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2005年3月20日 (日)

春の山へ

春の山へ身体がばきばきだ…

卒業式が終わった後の、最初の晴れた日には、是非とも山に行きたいと思っていた。それが翌日叶うとは、思わぬ天からのプレゼントである。

朝から本当にいい天気であった。午前中泳いだ後、急いで家に戻り、梅干しと鮭のおにぎりを急いでこしらえて、山に向かった。…泳ぐのも山歩きも、本当に久し振りだから、少々身体がばきばきしても、いたしかたないだろう。

今日は暖かな日になったが、山の春は遅いから、風はまだ少し冷たかった。日陰に居たらぶるっと震えが来て、車に置いた冬のジャケットを取りに行こうかと迷ったが、とりあえずそのまま歩いてみる。春のお日様の下なら暖かいのである。歩くうちにどんどん身体が温まってきた。

秋から冬へと歩いた道を辿ってみるが、一見して目立つような春らしさはさほど伺えない。しかし、よく見ると、やはりそこここに小さな春が点在していた。
春を追っているうちに、なんと3時間ほども歩いてしまった。う~ん…、これでは身体が痛むのも無理はないなぁ。(笑)

今夜はもう休むことにして、明日から、山で見つけた小さな春をご紹介したいと思う。

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2005年2月27日 (日)

東海自然歩道を歩く その2

昨日に引き続き、東海自然歩道の話。
東海自然歩道は、日本最初の長距離自然歩道で、東京の明治の森・高尾国定公園と大阪の明治の森・箕面国定公園を結び総延長は1,350キロに及ぶ道だ。この内、nancyが歩いた道は、鈴鹿国定公園内である。
nancyは山の小道に弱い。向こうに何があるのかと、歩いて行きたくなってしまう。
東海自然歩道は、まさに山の小道のオンパレードであるから、これはまずいものを見つけてしまったと思った。(笑)

石畳の向こうは…さて、左に渓流の音を聞きながら歩くと、ひなびた石畳の小道に入る。
やがて、向こうに木で作られた橋が見えてきた。見ればなんとも可愛らしい造りの橋だ。これはますます心の琴線に触れてくる。可愛らしい木の橋の上で

まして娘は、元来木で造られたものに格別の愛情を感じるらしいのだ。声にならない歓声を発して、うれしそうに佇んだ。

足元を見ると、組んだ木の隙間に雪が残って凍っている。その冷たい残り香を指先で触れつつ、更に道を進んだ。

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2005年2月26日 (土)

東海自然歩道を歩く

今日はよく晴れたが、午後からは冷たい風が吹きだした。
なんとなく散策してみたい気分なのだが、寒のぶり返しがきつい。午前中に一泳ぎしたので、なんだか風邪を引きそうである。そこで、今日は軽くドライブと決め込んで、プリちゃんに乗り込んだ。
東海自然歩道の道しるべ
山を適当に走り、さて引き返そうと思ったが、ちょっと気が向いて横道に入った。駐車場でプリちゃんを止めて降りてみると、麓では強く吹いていた風が、山の中ではぴたりと止まっている。そこで、少しだけ東海自然歩道を覗いてみることにした。
白いものが時々空から降りてくるし、ところどころに雪が残っている。しかし、意外に山の中では寒さを感じなかった。空気はひんやりと冷えているが、どこか暖かいのだ。これは木霊のせいかもしれないと、ふと思った。東海自然歩道を歩く

さて、東海自然歩道は、想像以上にすてきな道であった。明日もまた、この道の紹介をしたいと思う。

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2005年1月 6日 (木)

山の雪

寒いよぉ~!日に日に寒くなっている。12月28日に、「この寒さはホッとする」などと書いたが、あっさりと前言撤回する!やっぱり寒いのはいやだ!・・・などと言いながら・・・
さすがにホッとはしないが、年が明けて2日には山に行ってきた。理由が、「おにぎりを山で食べたくなったから」と言うのだから、我ながら笑える。
まっすぐに展望台へ行くが、暮れからの寒波で山の上の方は結構白い。下はとても良い天気だったのに、ちょっと登っただけで想像以上に雪が残っており、吹き寄せられて冷たく凍てついている。いつもフリスビーを楽しむ広場は、まるで真っ白なじゅうたんを敷き詰めたようになってしまい、ミルクははじめて踏む山の雪に、かなり戸惑いながら歩いていた。
展望台で食べたおにぎりは、ちょっと忘れられない味だった。それにしても、本当に寒かったなぁ~!

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2004年12月 5日 (日)

虹を見たよ!

rainbow01.jpg
昨夜の嵐は、すごかったみたいですね…
実のところ、昨夜はまったくついてなくて、なにをやってもどつぼで滅入るばかりでした。
なんといってもプリンターがおかしくなるし・・・年賀状前に、これじゃな~。涙
仕方がないので週明けにメーカーにTELすることにして眠りについた。

んで、気を取り直して、明けた今日、また山に行ってきました。
お天気はと言うと、午前中は良い天気だったのに、家から出た途端に雨!
うわ~~!これはいじめじゃ~!
そこでやめるnancyぢゃない。(笑) 天気予報も見たのだから!と出発。
山に行くまで降り続いた雨も、車を止めて降りたらなんとかおさまって、
「普段の行いがいいからじゃ!」と言ったかどうかは知らないけれど、
意気揚々と歩く。
広場に着いて、娘の友人と3人でフリスビーに興じると、また雨が降ってきた。
時計を見れば3時前、ぼちぼち降りなくちゃ…と、ふと目を横にやると、

「あ!虹だ!」

美しい虹色の帯を見て、
きっとこれで昨夜の不幸も消え去るだろう…、…に違いない、…で、あってくれ~
と、心に願うnancyなのでした。

ちなみにその後の雨は降り続き、みんなしっかり濡れそぼって、
家路に着いたのでした。暖かい日で良かった!

ツルソバの実、ようやく一枚ピントが合いました。嬉!
明日アップします。

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2004年12月 4日 (土)

今日は雨…、山も雨 

娘が一週間前から楽しみにしてた、友人達との山遊びは明日。
「広場ではフリスビーやろうね!フィールド・アスレティック」もだよ!」
ところが、まるで嫌がらせのように台風登場。
しかたがない、今日に変更しよう!
いくら温帯低気圧になったとはいえ、まんまと影響を受けた雲は、
しとしと雨を降らせ始めた。
昨日まであんなに良い天気だったのにね…。

nancyの最近の趣味である、へたくそ写真撮影も、雨には勝てず…

それでも、子どもたちは元気!
しかし、哀れミルクはぬれねずみのようになって、ド~ロドロ…
まるで別犬のようになってしまいました。(^^;)
どうせなら、その姿を撮影すれば良かったかもね・・・

biotope.jpg

晴れてたら、このトンボ池に行って、ツルソバの実の写真を撮るはずだったのにな…

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