2006年8月 7日 (月)

そうめんかぼちゃ

この夏の「はまりもの」の一つに、そうめんかぼちゃがあった。

なにせ、おもしろいのである。
そして、おいしいのである。
おまけに安いのである!
この3拍子が揃っていれば、はまらないわけがない。

そうめんかぼちゃ ある日のこと、農協の即売所の入口付近に置かれた段ボール箱の中に、それはあった。それも、店の中ではなく外に、である!
そうめんかぼちゃ 『輪切りにして種を取って茹でる。マヨネーズで合えると美味』」などと書かれた紙の乗った、見てくれの悪いその瓜は、半ば放置されているような雰囲気だった。
見るからに、買ってくれる人はあまりいなさそうである。

「ふ~ん?そうめんかぼちゃ?」
例によって好奇心旺盛のnancyの目に止まったそれは、お世辞にもおいしそうな様子は無かった。
そう言えば、前に園芸雑誌か何かで見たことがある。
確か、「金糸瓜」とかいう名前だったような…。

娘は「また始まった…」とばかりに腕を引っ張った。
カボチャ嫌いな娘は、かぼちゃと名が付くだけでもいやなのだ。

しかし、値段を見れば1個120円とな。安!である。
これは試してみる価値は大ありである。
というわけで、一つ買ってみたのがことの始まりだった。

そうめんかぼちゃさっそく輪切りに…・・・しようとしたのだが、も~のすごく硬い
普通のかぼちゃより遙かに硬い。
しかし種のまわりはふかふかしているので、鋭い包丁を突き刺してこじらずに上下に動かすと、ぱかん!と音を立てる。それを数回繰り返して、ようやく切れた。

早速鍋で茹でてみたものの、1回目は茹で時間がわからず大失敗。
茹でていたら勝手に糸状にほぐれてくるのだと思っていたので、都合20分以上も茹でてしまったのだ。
結果、触ればちぎれてしまう状態に…。
これは完全に茹ですぎなのだが、何せ初めてなので間違っていることすらわからないのである。

Soumenkabocya04この時点で、nancyのそうめんかぼちゃに対する評価は地に落ちていた。
硬くて切るのは大変だし、味ははっきりいっておいしくない。これはぶ~!である。
「単なる話の種で終わるか…?」と思ったが、このままあきらめるのは口惜しい。念のためにインターネットで調べてみると、「茹で時間は10分ほど」とある。
な~んだ、そうなのか…と、再度挑戦してみた。

このそうめんかぼちゃは大きいのか硬いのか、10分ではまだ足りない感じだったので、プラス2分くらい茹でてからざるに揚げ、水にさらしてみた。
そうめんかぼちゃこれでどうだろう・・・?

おお!自然にはほぐれないが、(冷めてから)指で果肉をかき出すと、どんどん麺状にほぐれてくるではないか。
どこまでほぐれるかと思ったら、わずかな皮1枚を残して、全部麺状にほぐれるのである。へぇ~~!これにはびっくりした。

次は、そのおいしさにびっくりした。
やっと最良の茹で時間を得たそうめんかぼちゃは、一口で言ってしゃきしゃき!である。
そうめんかぼちゃ なんとなく「刺身のつま」にも似た感じだが、それより遙かにおいしい。
何も付けずに口に入れると、ほんのりとだが、わずかに甘みがある。しかし、かぼちゃっぽい味は全く感じない。

そのままでは水っぽいので、手で軽く絞ってから皿に盛った。
マヨネーズ嫌いのnancy家の冷蔵庫には、マヨと名のつくものは一つもないので、試しにイタリアン・ドレッシングを掛けてみると、カボチャ嫌いの娘は「春の筍に似てる」と言って、あっという間に平らげてしまった。

と、ここでようやく冒頭の3拍子揃い踏みに戻るのである。
これははまった。
なにせ1個を4つに切ったから、120円で4回も楽しめるのである。
つまり、一回30円也!これは安い!

しかし、ぼちぼちブログに書こうかな、と思っていた矢先のことだ。
TVを見ていた娘が「ママ!そうめんかぼちゃだよ!」と叫んだ。
げ!
昨夜(日曜夜)の某番組で、そうめんかぼちゃが紹介されたのである。

夏バテ予防に有効とあるが、元来「夏野菜」と呼ばれる食材、特に瓜の仲間は身体の熱を下げたり、汗で失われがちな栄養素が多く含まれていたりと、どれも夏バテ防止に役立つのである。冬瓜しかり、キュウリだってナスだって、夏に食べると身体に良いのである。昔の人の知恵はさすがなのだ。
中でもかぼちゃは栄養価が高く、そうめんかぼちゃだけが特別効能があるわけではないだろう。

しかし、TVの威力は凄まじい。
あの「寒天」と同じように、そうめんかぼちゃも品薄になってしまうのだろうか。
そうめんかぼちゃなんて、元々それほど生産量が多いわけではないだろうし、促成栽培できるような野菜でもないのだ。
結果、そうめんかぼちゃの「野菜としての格」が高まり、ラベルがいくつも付いた「高級食材」としての地位を確立するかもしれない。
ひょっとしたらこの夏、もう口に入れることができなくなるかも知れない。
良い物が世に広まるのはうれしい反面、値段が上がったり品薄になるのは残念である。

というわけで、既に入手困難かもしれないが、そうめんかぼちゃ。超お勧め野菜である。
もしも見掛けたら、是非とも食べてみて欲しい。

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2006年7月15日 (土)

豆あじの唐揚げ!

ここのところのすさまじい暑さと言ったら、とんでもなかった。
雷雨のあとはだいぶ楽になったが、いやいや、ほんと~~に、暑かった。
こんな時は、今夜のおかずを何にしようか…と悩むものである。
アテもなく娘を伴って買い物に出た。

豆あじの唐揚げ入ったお店で見付けたのが、新鮮そうな豆あじだ。おいしそう!

豆あじは、とても小さな鯵(アジ)のことで、種名ではない。小あじよりも小さいから、豆あじ
なぜか「豆アジ」より「豆あじ」の方がカワイイ。(蛇足;)
しかし、内心「ん…ちょっとめんどくさ…;」

今より遙かに料理が下手だった頃、「豆あじの南蛮漬け」に挑戦したものの、豆あじの下ごしらえの仕方がわからず、えらい苦労をしたことを思い出したのである。
だって、50匹以上の豆あじを、一匹一匹包丁を使って腹を出し、ご丁寧に「ゼイゴ」まで取ったのだ。
手際が良いならまだしも、包丁さばきもおぼつかないのだから、終いには嫌になってぶん投げたくなってしまったのを覚えている。
※ゼイゴ・・・アジの特徴である「稜鱗」(りょうりん)と呼ばれる、頭の後方から尾びれの付け根まで畝のように続いている特殊な鱗のこと。煮ても焼いても硬いので、包丁を使って切り取るのがアジ料理の基本。

話は戻るが、先週風邪を引き、いまだ病み上がり状態の娘は、「あの恐るべき中学生の胃袋」はいずこ…である。
「食欲の無いときに揚げ物?」なのだが、娘は「魚の揚げ物」大好きっ子なので、「食べたい!」と、一も二もない返事だ。
「ま、目先が変わって良いかもね。数もそれほど多くないし…」と言うことで、豆あじの唐揚げ!である。

南蛮漬けもいいが、今日のところはかりっと食べたいので、何も付けずにそのまま食べられる、下味付きの唐揚げにすることにした。

ポイントは豆あじの下ごしらえである。
今回は頭ごとカリッと行きたいので、腹(内臓)だけを取ることにするが、この手の料理はほとんどの労力がここに集約されると言っても過言ではない。
しかし、実は豆あじの腹(内臓)を出すのに包丁はいらないのだ。え~!あの苦労はなんだったのだぁ~~!
ちなみに頭を取る場合は、包丁で頭を落として腹を出せばいい。

ここで活躍するのはである。
左手に豆あじを持ち、右手の指を使って腹を取るのだ。
上の写真を見ての通りだが、イワシと違って小骨などが指に当たると痛いし、揚げていて頭が取れてしまうこともないので、見た目を気にせずに取っていいと思う。

腹を取ったら、そのまま続いて頭の下の方に指を移動させ、アゴの下あたりを指で探ってエラを取る。
「ゼイゴ」については、小さな豆あじの場合は気にしなくて良いのだ。な~んだ。

腹を取った豆あじは、塩水を入れたボールの中で洗い、水気を切ったあと、ペーパータオルで一匹ずつ水気を拭き取る。腹の中も忘れずに。

【nancy風 豆あじの唐揚げ
材料:豆あじ 浸け汁…醤油 酒 砂糖 ショウガ (ネギを入れても良い)

  1. 豆あじは下ごしらえをする。
  2. 漬け汁を合わせ、豆あじを入れて30分程度漬け込む。
  3. 漬け込んだ豆あじの汁気を拭き取り、片栗粉をまぶして低温の油で揚げる。
  4. 油の温度を高くして、再度からっと揚げる。(二度揚げ)

できあがった豆あじの唐揚げを、「え~!頭ごと食べなきゃだめ?」と言いながら口に運んだ娘、「おいしい~!頭が一番おいしい!」と大喜び。
「小エビの唐揚げ」の殻でも嫌がるほどなのに、二度揚げした豆あじは、骨の在処もわからないほどで、確かに頭と尾びれのさくさく感はたまらなかった。

「おいしい、おいしい」と、みんなでぱくぱく食べてしまったので、「さて、写真を撮ろうか」と思ったときには、もう3匹しか残っていなかった。(汗)

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2006年3月31日 (金)

フキの煮物

フキの煮物フキノトウの赤ちゃん」「にょきにょき… フキノトウ(蕗の薹)」と、2度に渡りフキノトウの話を書いたので、なんだかやたらとフキの煮物が食べたくなってきた。

nancyのフキの煮物は、東北生まれの母 お得意の一品。
しかし、作り方を覚えたのは母が入院中のことだった。
味気ない病院食で食欲低下気味の母のために、せっせと作っては電車で通った日々を、今でも覚えている。

思えばフキの煮物が食卓に上がる頻度は相当高く、隠れたナンバー1だったかもしれないのに、意外にもこちら東海に来てからは、一度も作ったことはなかった。
「農協の即売所」で伸びやかに育ったフキを目にしたとき、たくさんの思い出と共に、その豊かな味覚を思い出したのである。

さて、nancy流フキの煮物
いつものように、レシピなんて複雑なものではないけれど、口にした途端、フキの香りがふわっと広がって、ご飯が進むこと間違いなしである。

材料…フキ1束、醤油、酒、みりん、だしの素(できれば天然のもの)、サラダ油(ごま油でも)

1.フキは、葉っぱごと(下ゆで用の大きめな)鍋に入る程度に切る。
 フキの葉は本当に美味しいので、全部使おう。
2.鍋に水を張り、フキを入れて柔らかくなるまで茹でる。
 (根本の部分に爪が入る程度が目安)
3.茹で上がったら水にさらす。
4.フキが冷めたら、一本一本、皮(すじ?)をむく。フキの端の筋を指先で引っかけて下に引っ張ると、す~っとむけるので、同じ要領で全ての皮をむき、ざるに上げて水を切る。
5.食べやすい大きさに切る。
6.フライパンやアルミ鍋等にサラダ油(ごま油)を熱し、下ごしらえをしたフキを入れて炒める。
7.油が回ったら、だしの素適宜、酒、みりん各大さじ1程度を入れ、最後に醤油を回し掛けて一炒めしてできあがり。

フキは意外に味がしみやすいので、醤油を入れるときは加減して味見をしながら入れること。

下ゆでの時はフキの強い香りが辺りに漂い、娘はちょいと閉口していたが、できあがったフキの煮物には大満足。
今のフキは柔らかくておいしいので、ぜひぜひお試しあれ。

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2006年1月24日 (火)

あったか鶏だんご鍋!

ちょっと久しぶりに雪らしい雪を見た。

この寒さに連れられて、風邪が流行っている。
昨日から、娘も軽く咳をしている。小中学校でも、相当風邪引きさんが多いそうだ。
TVから聞こえてきた声によると、風邪には鶏肉がいいそうな。きのこもいいそうな。
と言うわけで、nancy特製「鶏だんご鍋」はいかが?

この鍋は、母がよく作ってくれたものをアレンジしている。
ご予算少々なのが一番うれしいところ。とっても身体が温まって、おいしいこと請け合いである。

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<nancy流「鶏だんご鍋」>
【材料】…分量は、あくまで目安に。
鶏だんご…鶏モモ挽肉300~400g程度、卵、小麦粉、塩、酒、味噌。
野菜類…白菜、水菜(緑の野菜で好みの物)、好みでキノコ類、長ネギ、糸こんにゃくやくずきりなど。

【作り方】…白菜、水菜、キノコ等は食べやすい大きさに切っておく。
鍋にだし汁を張り、沸騰したら白菜の芯などから入れるのは、通常の鍋と同じ。
だしは、しっかりと醤油ベースで味を付けるが、たまにはうっすらと下味だけ付けて、ポン酢などお好みのつゆでいただくのも美味。

ここでポイント。
白菜だが、こういう水気の多い野菜には、化成肥料の影響で「いやな味」のものがある。
できれば、自分で作る、自家用に作ってる農家から分けて貰うなどがベストだが、都会に暮らしているとちょっと現実的でないので、「どうもまずい白菜」の場合は、一度中華鍋などでジャッと“カラ炒め”して水気を飛ばしてやると、だしも水っぽくならないので一石二鳥である。
ちなみにnancyは白菜の味があまり好きではなかったので、いつもこうして白菜を炒めてから入れていたが、田舎育ちの「おいしい白菜」ならば、その必要がないことに気が付いたのである。

次に、メインの鶏だんご
ボールに鶏挽肉、卵1個、小麦粉(大さじ半分~1程度)、塩(小さじ半分程度)、酒大1、味噌大さじ半~1さじ を入れて、ビニール袋を手に被せてこねこねと混ぜる。これはちょっと粘りが出ればOK。
この鶏だんごのミソはなんと言っても味噌である。(笑)
これは、毎日食べ慣れたみそ汁に使う味噌でいい。ほんの少々で、ぐっと「いつもと違う味」になる。

鍋の野菜がほぼ煮えてぐつぐつと沸騰してきたら、カレースプーンで鶏だんごのタネをすくっては、ぽとんぽとんと鍋に入れる。できるだけ、沸騰している泡の上に乗せよう。
残ったタネもどんどん入れて、鶏だんごに火が通ったら、あくをすくってできあがり。

この鶏だんご、最初食べているときはふんわりと柔らかいが、煮るほどにだんだんと鶏の旨味が“だしつゆ”へと出て行き、身が締まってくる。
あとは、うどんを入れたり、ご飯を入れて雑炊にすると、これまた絶品なので、是非ともおためしあれ。

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2006年1月 7日 (土)

七草雑炊

突然だが、おまけに当たり前だが、めっちゃ寒い!

朝は積雪していたが、その後の太陽のがんばりにより、あっけなく融雪。
ところが、イヤになるほど「ま~た!」午後より北西の風が吹き出し、この風の冷たさが尋常じゃなかった。
これはもう、いくらなんでも寒すぎで、夕刻の散歩はしたものの、足も手も痺れっぱなしで、ものの5分でリタイヤする有様だったのだ。

というわけで、今宵は予定を変更して鍋物と相成ったが、生憎、昼間スーパーで七草がゆセットを購入していたのである。
これをどうしよう…?
もとより、娘から「お粥」より「雑炊」にして!とリクエストを受けていたので、鍋の後に七草がゆならぬ七草雑炊を作ることにした。

田舎暮らしであれば、田んぼのあぜ道で春の七草くらい簡単に調達できそうにも思えるが、そうは問屋が卸さない。
旧暦の1月7日(今年なら 新暦の2月4日)ならいざ知らず、この厳寒の1月には柔らかな若菜をgetするのはちと難しい。種類を間違えて摘んでは大変だし、あぜ道では犬の散歩の落とし物等の心配もある。ここは素直に、ハウスで育てられたハイソな七草を使うのがお作法なのである。

春の七草

さて、春の七草。
実は、「春の七草」はちょっと別物で、秋は七草だが、春は「七種」と呼ぶそうな。
でも、ここは堅いこと言わずにやっぱり七草で行きたい。

わかりにくくて恐縮だが、写真左から、

セリ…(芹) セリ科
ナズナ…(薺) アブラナ科
ゴギョウ…(御形) ハハコグサ キク科
ハコベラ…(繁縷) ナデシコ科
ホトケノザ…(仏の座) コオニタビラコ キク科
スズナ…(菘) カブ  アブラナ科
スズシロ…(蘿蔔)ダイコン アブラナ科

で、nancy含めて唱えることができる人は多いと思うが、現代の呼び名とは違うものが混じっているので注意。
特に、ホトケノザは現在のコオニタビラコなので、シソ科のホトケノザを間違って食べないように。

nancy流七草雑炊のレシピは簡単で、まずは七草を塩をひとつまみ入れた湯で下ゆでしておき、あく抜きの為に水に少しさらした後、細かく切って絞っておく。
ひとしきり食べた鍋の味を調えた後、ご飯を入れ、少し煮てから七草を入れて一煮立ちすればできあがり。
ご飯を入れたら、粘りを出さない為にあまりかき混ぜないようにしたい。

セリの香りがきついかと思われたが、野菜好きな娘は、おいしい、おいしい!を連発してあっという間に平らげてしまった。

…と、気が付いたら、七草雑炊できあがりの写真を撮るのをすっかり忘れていた。
というわけで、また来年のお楽しみ!である。

※旧暦→新暦換算は、こよみのページにて変換しました。

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2006年1月 3日 (火)

今年のおせち

早くも三が日が終わろうとしている。
お重に詰められたおせちも食事のたびにだんだんと減っていき、今夕にはとうとう2つのお重に押し込められて、冷蔵庫に収められた。
ぼちぼちお正月もおしまい!である。

おせちというわけで、昨年に引き続き、我が家のおせち画像。
今年は、この3重の他に、かまぼこや伊達巻きなんぞが入ったキティちゃんの小さなお重が一つ加わった。

全て手作りならすごいのだが、両脇2つは北海道からのお取り寄せ。格安なのだがおいしくて、変に「おつなもの」が好きな娘のリクエストである。

残る真ん中のお重だけが、nancyの手作り。
れんこんの煮物、ささがきごぼう、たけのこの煮物、ふきの含め煮、こんにゃくの煮物、黒豆、筑前煮。以上である。
例年はこれに椎茸や、里芋の煮っ転がしが加わったりする。
お芋に関しては海老芋を用意していたのだが、大晦日、残念ながら時間切れとなってしまい、安直に「今年は芋無し!」にしてしまった。(笑)

なんだ、煮物ばっかりじゃない!?そう、そうなのだが、娘はなぜか、この煮物だらけのnancyおせちの大ファンなのである。

nancyは2人姉妹だが、子どもの頃から、おせち作りを手伝うのが大晦日の習わしだった。
子どもでもできそうな仕事は、きんとんに使うさつま芋の裏ごしとか、伊達巻きに加える白身魚をすり鉢であたるとかの単純な作業ばかりであったけど、紅白が終わってご~んと除夜の鐘が聞こえてくる頃には、子どもなりにも一仕事終えた充実感に浸れたものだった。

結局、きんとんも伊達巻きもごまめも余り好きではないので、作るのは煮物ばかりになってしまったが、今年は奮起して黒豆を煮てみた。もう一つ、ふきの含め煮も手作りとしては初登場である。

ま、食べたい物を作ればいいんでないかい?…という、まことにええ加減な「nancy流おせち」の思い出が、なんとなく娘の心に残ってくれたらうれしいな…なんてことを、思っているのである。

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2005年4月18日 (月)

大根葉の炒めもの

daikonha 昨日の大根の花を見ていたら、無性に「大根の葉の炒めもの」が食べたくなってきた。これは、東北生まれの母譲りの料理である。

おいしかった大根も、暖かくなってくるに従って、だんだんと筋っぽくなってくる。反対に、大根に付いた葉は、伸びやかに育ってくるようだ。
残念ながら、買ってきた大根にはおまけ程度の葉っぱしか付いて無かったのだが、思いの外柔らかかったので、早速作ってみることにした。

作り方はとっても簡単で、まず、外側の固い茎を取り去ってから、ざくざくと刻む。ごま油で炒め、茎の硬さに寄っては"だし"少々を加えて落としぶたをして少し煮てから、更にしょうゆ、酒、みりん等でやや濃いめの味付けをして、最後は汁気を飛ばす。ちなみに、nancyはあまり甘くしないのが好きだ。
今回は、シンプルに大根の葉だけで炒めたが、油揚げやじゃこなどを加えても美味。仕上げにひねりゴマを乗せてできあがり。

これをどう食べるのかというと、それはもう、なんて言っても、炊きたてのご飯にめっちゃ合うのである。茎の歯触りがなんともいえず良い感じなのだ。

捨ててしまう大根の葉があったら、是非お試しあれ!
ご飯を、もう一杯お代わりしたくなること、請け合いです!

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2005年4月15日 (金)

新たけのこ!

筍とアスパラガス全国的にまずまずの天気になったようだ。
先日桜が咲いたと思ったら、もう、はらはらと花びらが舞っている。南に面した土手に咲いてる木などは、とうに葉が目立つ状態になっていた。

春もいよいよ佳境に入ったか、早くも筍掘りの声が聞こえてきた。「タケノコ、どんな塩梅か見てくる…」と言って出掛けたnancy夫。帰宅した手には、たらの芽の時よりずっと大きなビニール袋が…
これぞ春の初収穫!~間にあるのは、庭のアスパラガスだ。毎朝のように娘のお弁当に入れている。さすがに今日は、すっかり脇役になってしまった。

さて、写真だと大きく見えるが、まだまだ小さなたけのこ達である。おお、春の竹林に顔を出した途端に掘られたか。よっしゃ、おいしく食べてあげよう!…と、早速圧力鍋を出してきた。

これほど新しいたけのこの場合は、えぐみも無いので米ぬかもいらない。圧力を掛ける時間も少なめに、茹で上がったたけのこから、甘い香りが漂った。

この懐かしい香りは、毎年春になる度に、母が茹でていたあの筍の香りと同じだ。意外なほど甘い匂いなので、何かおやつを作ってくれているものだとばかり思いこみ、がっくりしたことがある。
今ならば、ホットケーキよりたけのこの方が、よほどうれしいが…。
P1010006   
ゆであがった筍は、早速頂き物のワカメと一緒に「若竹煮」。そして、もちろん、これぞ定番のたけのこご飯になった。たけのこご飯

これぞ春の味覚なり。
よくぞ田舎に住みにけり…
というところだろうか…。

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2005年4月13日 (水)

たらの芽3つ

nancy夫が、ビニール袋をポンと出し、「たらの芽、穫ってきたぞ!」と言う。
やったぁ。山のたらの芽が食べられる!

たらの芽の天ぷらは、春になると食べたくなるものの一つだ。この春も、食べるのは2度目になる。しかし、今回はちょっと違う。なんて言っても天然物だ。スーパーのパックに入ったたらの芽とは、香りが違う。売られているたらの芽は人工的に栽培されたもので、ずいぶん早くから出回っていた。

自然の中のたらの芽は、そうそう早くは芽吹いてくれない。ところが、おいしい加減に育つと、誰かに穫られてしまう。何事も達人が居るものだ。というわけで、めちゃくちゃ簡単に手に入るものでもないらしい。
・・・と、いそいそと天ぷらの用意をして、たらの芽の入ったビニール袋を開けた。
あら・・・・・・・
taranome-s たった3つ・・・?
あれぇ、3つかぁ。一人割り当て1つきりの、貴重な緑のダイヤモンドである。
よし、それじゃ…と、庭に出てきたアスパラガスも揚げるべく、折られてくる。

それにしても、たった3つのたらの芽なのに、存在感がちがう。揚げたての天ぷらから、高貴とも思える香りが漂ってきた。
娘は、「おいしい!」と、思わず頬張った。

たらの芽3つでは、さすがにおかずにならないので、他には山芋も揚げようか、taranome-tenpra-s プリプリの小エビがあるはず…と揚げだしたが、揚げてるハナから、どんどん食べられてしまう。
中学生の胃袋恐るべしである。

しまいには、1人1つの貴重なたらの芽まで、nancy夫からちゃっかりとせしめて、(…もちろんnancyの分は、ちゃんと確保されていたのは言うまでもないが…。よしよし…)

そして、挙げ句の果てが、「ああ、お腹が苦しい~!」

こらこら・・・ ちゃんとじっくり春を味わってよね~!

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2005年2月20日 (日)

味噌煮込みうどん

ラーメンみたいだけど、味噌煮込みうどん昨夜の天気予報で、雨の後には真冬並みの寒さがやってくると脅かされていたが、予報的中、お昼頃には外で白いものが舞っていた。
用意の良いnancyは、そんなこともあろうかと、寿がきや味噌煮込みうどん(生みそ煮込うどん八丁味噌二人前)を買っておいた。…って、ただ、食べたかっただけだが。(笑)

調べてわかったことだが、寿がきやにはチルドの味噌煮込みうどんが二種類あって、今回食べたものの他に、「生みそ煮込うどん二人前」がある。違いはミソである。いや、味噌。
(合)八丁味噌
のサイトによると、八丁味噌とは、愛知県岡崎市の岡崎城の西八丁にある八帖町(旧八丁村)で生産される味噌だけが名乗れるのであって、いやはやそれはもう由緒正しきブランド味噌なのだ。

nancyが味噌煮込みうどんを初めて食べたときは、赤黒い独特の色合いにびっくりしたが、見た目に反して塩辛さはない。こくがあり、煮込んでも腰の強いうどんとの相性は抜群だ。寿がきやの味噌煮込みうどんには、天かす(揚げ玉)と七味青のりが付いていて、この組み合わせがまたたまらない。ふぅふぅしながら食べるあつあつの味噌煮込みうどんは、寒い季節にはなくてはならない味になっている。
寒の戻りはいやだけど、味噌煮込みうどんの味を一層引き立ててくれた寒さである。ちょっとだけ得をした気分になった。

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