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2006年12月 9日 (土)

ヤブコウジ

以下、「それが今頃どうした?」の話題で恐縮だが…
12月に入ってしばらくの間、怒濤の忙しさが続いていた。(もっとも、nancyの忙しさなんて、たかが知れているが…)
それも無事に明け、この「ヤブコウジ」が下書き保存のままだったのでアクセスしようとするも…「あれ?メンテナンスかしら?」
ま、最近すっかりブログもさぼり気味なので、この時はあまり気にしなかったのだが…

翌日になってアクセスするも、「あれ?…まだメンテ?」
…なんと、ニフティは56時間もメンテをしていたらしいのである。

そう言えば、前も2日間メンテがあったっけ… 
しかし、それが3日となると大記録である。次は4日か?
さすがのニフ、何事においても記録を作るものよのぉ~(拍手喝采)
なんてことを思いながら、それだけ長いメンテだもの、どんな変化があるのだろう?
と、楽しみに開けたのだが、
「あれ、?なんの変化も無いぢゃない。。。」

なんと、メンテしたらなぜか負荷が高まっちゃったので、とりあえずメンテ前に戻しました。ですと…。
う~ん、さすがのニフティ、3日も留め置いて良い仕事してくれるものである。
今度こそフリーにしようかしら… (泣)

さてさて、気を取り直そうか…話がヤブコウジでなかったら、またもお蔵入りになるところであった…(苦笑)

ヤブコウジヤブコウジは、小さな小さな木。
左の写真の個体でだいたい樹高10cmほど。
こう見えても幼木じゃない。これでも立派な成木なのだ。

世界一小さな樹木…というわけではないが、こんなにきれいにちんまりとまとまっていて、これが作り物じゃないなんて、誰が信じるだろう…
しっかりとした厚みのある葉には光沢があり、縁にははっきりとした鋸歯(ぎざぎざ)がある。
なりこそ小さいが、ヤブコウジのイメージは弱々しさとは無縁だ。

ヤブコウジ・・・(藪柑子) ヤブコウジ属 ヤブコウジ科 Ardisia japonica 常緑小低木 樹高10~20cm 分布:本州、四国、九州 別名:十両

ヤブコウジは平安の昔から日本の山で生きてきた。
小さな身体に常緑の葉をまとい、ちょこんと赤い実を付けた可愛らしいヤブコウジは、永きに渡って日本人に愛され続けてきた。
たとえ‘なり'は小さくても、艶のある真っ赤な実ははっきりと存在を主張して、見る者の心に何かを刻みつける。

ヤブコウジさて、ヤブコウジは仲間と共にいることが多い。(余談だが、背後にはソヨゴの葉、手前にはテイカカズラの幼木が顔を出している。)
この写真でも、周囲に仲良く写りこんだヤブコウジを認めることができる。実は彼らは地下茎で結ばれているのである。・・・と言うよりも、発達した地下茎が分枝して、明るく条件の良さそうな地上を見つけては、ちょこんと地上茎が顔を出すのだ、とも言える。

そう考えれば、付近のヤブコウジは全て同じ個体とも言える。
やれ、小さい小さいと書いては来たが、全体で一つの生命を有するのならば、それほど小さな樹木とは言えないのかもしれなく、これは、先頃エントリーしたばかりのテンニンソウとも共通することなのかもしれない。

ヤブコウジ

人間は、とかく目に見える範囲のことで物事を判断して、手前勝手な基準を設けてしまいがちだ。
足下のちっぽけなヤブコウジ、見た目は草っぽいが、実は樹木であるテンニンソウ

「星の王子様」に出てくる帽子の絵が、実は大きな象を飲み込んだうわばみかもしれないことを、常に謙虚な気持ちで受け止めるべきなのだ。

本当に大切なものは目に見えないんだよ。
(物事の本質は眼では見えない)

この小さな山を登っていると、「樹木の根」の存在が、いかに山を支えているかと教えられるのだが、ヤブコウジもまた、その地下茎でしっかりと山を支える仲間の一つなのである。
山=地球=宇宙にも思え、彼らがいかに多くのことを教えてくれるかと、今さらながら気づかされたのだった。

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