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2006年10月 9日 (月)

冴えた秋空に輝く… クサギの実

クサギは、実に印象的な樹木である。
このところめっきり忙しくなって以前のように山へは行けないのだが、それでも赴くたび、心に何かを残してくれる樹木の一つなのだ。
ここに登場するのも4回目。すっかり常連さんとなった。
今年8月のクサギはこちら

クサギの実抜けるような青い空を背景に、輝くクサギの実。
それは言葉を失うほどに美しい光景。
一種金属的な光をも感じさせる「星形の萼片」に乗った、「群青色の丸い実」が誘うものは…

クサギ・・・(臭木) クマツヅラ科 クサギ属 Clerodendron trichotomum 北・本・四・九・沖縄に分布する落葉低木 花期8~10月

山は実りの時期を迎え、そこここに豊かな賑わいを見せていた。
鮮やかな木の実に誘われるのはnancyだけではない。
多くの木の実は、小鳥たちの為にある。
メジロにヤマガラたち…、その可愛らしい姿が驚くほど間近に来ると、ぐっと息を飲み込んだまま動けなくなってしまった。

クサギの実小鳥がおいしくお腹に納めた種は、発芽率が抜群に高くなる。
…もっと遠くへ、遙か遠くへ…
命あるものにとって絶対的な使命である、己が子孫を永く伝え、広く遷移させること。
食する鳥たちは命を繋ぎ、食される木の実もまた命を繋ぐ。
太古の昔に交わされた契約が、今も厳格に守り継がれているのだ。

風に頼むものあり、虫に頼むものあり。
それぞれに工夫を凝らしたその姿は、秋の陽を浴びて更に輝くのである。

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コメント

沈んだような赤の「星形の萼片」に乗った光沢のある青い実は・・・
秋の光を反射して宝石のように輝きを増す。
この実はヤマガラもヒヨドリも大好物。
友達だから互いに助け合って生きている。
花は人のために美しく咲くのではない。
それは鳥や虫のため。自分のために。
けれど人が愛でて悪かろう筈がない。
心ある人の言葉は花だって分かるかも知れない。
それなら花は人とだって友達になれる。
そう思います。

投稿: asitano_kaze | 2006年10月10日 (火) 22:36

asitano_kazeさん、こんにちは。
これは、まだまだ若いクサギの樹なのです。
幹も枝も細くてね…。
だからこの樹はまるで冬みたいな姿。
それでもこうして美しい実を見せてくれたことが、本当に嬉しかったのです。

この山の麓には8月にエントリーしたクサギの大樹もいるのですが、
もしかしたら、親樹はあの大樹かもね…
そして、あそこの可愛い小鳥のご先祖様に運ばれてきたのかもね…
そんなことを想ってしまいました。(^^)

投稿: nancy | 2006年10月11日 (水) 00:36

「スズメウリ」の名称がわからなくて困っていました。あなたのページで見つかったので感謝しています。
名前がわからないとなんだかモヤモヤしてしまって・・・
昨日(11/3)東秩父の山道でみつけましたが、ツルだけで葉っぱも無く、山菜通の息子もわからない始末です。
おかげさまでモヤモヤが晴れました。
ありがとうございました。

投稿: 福田隆夫 | 2006年11月 4日 (土) 07:47

福田隆夫さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

可愛いスズメウリに出会えたのは幸運でしたね。
あまり良い写真ではなかったと思うのですが、お役に立てて幸いです。
今年はカラスウリしか見れなかったので、ちょっぴり寂しい気分です。

投稿: nancy | 2006年11月 4日 (土) 10:13

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