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2006年3月 1日 (水)

カラスノエンドウ の一番花

カラスノエンドウ 近所に猫の額ほどの小さな空き地がある。

Y字路の角部分で、東京なら少しも余さず建てるところなのだろうが、そこは田舎なので小さな三角の余りがそのまま残る。

実は、ここは野草たちにとっては「東南角部屋」とでも言うべき好物件で、北風は当たらず、昼は陽の光が燦々と降り注ぐ…というわけで、春まだ浅い頃からたくさんの野草を見ることができるのである。

これまた一週間ほど前の写真で恐縮だが、昨年ここでカラスノエンドウの一番花を見たので行ってみると、やっぱり一つだけ気の早い花が咲いていた。

カラスノエンドウ・・・(烏野豌豆) マメ科 ソラマメ属 Vicia sativa L. subsp. nigra(標準)
Vicia angustifolia L. var. segetalis または、Vicia angustifolia L. ex Reichard (分類により) 別名:ヤハズエンドウ ※標準の和名は、ヤハズエンドウとされている。

12月の異常低温が祟ってか、今年はどの植物もスタートがおそい。
我が家のカラスノエンドウはようやく育ちだしたばかりだというのに、この個体はここまでしっかり立ち上がり、おまけに花まで付けるとは、さすがの一等地育ちである。

カラスノエンドウ ただしその花は半分縮こまったような不完全な姿。
数日後に通りかかった時も花開いた感じではなかったから、さすがに寒さに当たってしまってつぼみが開ききらなくなってしまったのだろうか。
おまけに、どうも葉の色が冴えない。
よく見ると、成長点である頂芽の辺りにアブラムシがびっしりと付いていた。
今日のアップ写真、周囲を軽くぼかしてあるのはそのせいだ。
さすがにクリックして「アブラムシわさわさ!」なのは避けたい。(笑)

もしここが畑や田んぼ畦であれば、北風にさらされる代わりに消毒の恩恵?にもあずかれるだろうが、ここでは薬を撒いてくれるような御仁はいないのだろう。
それどころか撒かれるのは決まって除草剤と来ているから、そこを縫うように咲き、すかさず子孫を残す根性もすごい。

カラスノエンドウには花以外にも蜜の出る部分(花外蜜腺と呼ぶ)があり、ただでさえ虫が付きやすい。しかし、色が悪くなるほど吸われてしまっては元も子もないだろう。

勢いがある植物にはあまり害虫は付かないとも言うし、さすがの一等地とは言え、このところの三寒四温を超越した気温の変動は、まだまだ春の花には過ごしにくいのかもしれない。

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