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2006年3月 3日 (金)

キュウリグサ (胡瓜草)

キュウリグサ キュウリグサは可憐な花だ。
その小さな小さな淡青色の花は、幼き日々を呼び覚ましてくれる。

キュウリグサ・・・(胡瓜草) ムラサキ科 キュウリグサ属 Trigonotis peduncularis 日本全土に分布する多年草(2年草)  葉を揉むとキュウリの匂いがすることから付けられた。

さて、ここは南に面した石垣沿い。もちろん北風は当たらない。
3月にもなれば、お日様が出てる時はそれはぽかぽかと、ついつい居眠りしそうなくらい暖かい。

キュウリグサの花暖冬の昨年ですら、あぜ道のキュウリグサの話を書いたのが3月26日だった。
それも、まだまだロゼットに潜ったような一番花だったのに、ここのキュウリグサはどうだろう。この、つぼみをいっぱい付けた花序の、なんとも伸びやかな様子!

キュウリグサの花 キュウリグサの花は、わずかに直径2mmほど。
それでもよくよく見ると、同属のワスレナグサにそっくりな淡いブルーの花が浮かび上がってくる。
その花弁の‘のど元’には、黄色い“鱗片”の差し色が鮮やかに光り、花の印象を一段引き締めているようだ。
※鱗片:うろこ状になっているもの。

キュウリグサの花序は、「サソリ形花序」と呼ばれてサソリの尾のようにくるりと巻かれている。これは、例外はあるがムラサキ科の特徴である。
外側のつぼみからだんだんと咲いていき、春が進むにつれ、花が開くにつれ、花序は次第次第にほどけてまっすぐに伸びていく。

しかし、キュウリグサの花は、ワスレナグサのように一斉に咲き揃うということはない。
一つ咲いては一つ落ちて…といった具合で、いつもまばらな印象がある。
若干のさみしさを感じさせるが、キュウリグサは、時間を掛けて‘少しずつ確実に’子孫を残していくのである。

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