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2006年2月28日 (火)

ソシンロウバイ (素心蝋梅)

ソシンロウバイ 10日ほど前の写真で恐縮だが、近所のソシンロウバイが見頃を迎えていた。
昨年、ソシンロウバイについて書いたのが1月8日のことであるから、いくら昨年が暖冬だったとは言え、一ヶ月以上も遅い。
冬に咲くソシンロウバイにとっても、この冬はさぞかし寒かったと見える。

ソシンロウバイ・・・(素心蝋梅) ロウバイ科 ロウバイ属 Chimonanthus praecox f. concolor  落葉低木

同じ頃、山の公園で見掛けたソシンロウバイはつぼみの数もまばらな状態で、今年はいくらも咲かないだろうと思われたほどだったが、この写真の個体はあまり風が当たらない場所でもあり、よく丹精されていることもあってか、実にたくさんの花を付けていた。

「ロウバイ」とは、本来は花の内側の“花被片”が暗紫色をしているものを指し、このソシンロウバイは、内側も黄色一色な花を咲かせる園芸品種である。
花心も素の色であることからか、「素心蝋梅」との名が付いているのだが、花が大きく見栄えがするため、ロウバイよりも見掛ける機会が遙かに多いように思う。
このソシンロウバイとロウバイをひっくるめて、「ロウバイ」と呼ばれることも多いようだ。
※花被片…花被とは、花冠と萼の区別がつかないような花で使われる用語で、萼または花びらのこと。)

ソシンロウバイの花その花は、光が半分透けたような独特の質感と言い、硬めの手触りといい、まさに蝋細工の花といった感じ。
多くの花が恥ずかしげに下を向いて咲いている中で、この写真の花はこちらを向いて微笑んで見せた。

ソシンロウバイ ソシンロウバイの独特な枝振りは、見事なまでの対生である。
その凛とした気品溢れる姿は、生け花の花材としてもよく使われている。
nancyも、はじめてソシンロウバイを見たのは、姉が活けた水盤の上だった。
花持ちも良く、すがすがしい香りで辺りを包み込み、なんと気品溢れるお花だろうかと感激したのを覚えている。

さて、例年通り、2月はあっという間に逃げてしまう。
来る3月には、一気に去られることなく、なんとか少しでも追いつきたいと思っているが、果たしてどうなることやら…

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