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2006年1月30日 (月)

コハコベ (小繁縷)

昨日はあんなに暖かかったのに、今日は打って変わって朝からしとしと雨。東京の母の、「こっちは今日も良い天気よ~!」という電話の言葉に、近くて遠い故郷を感じた。

コハコベの花 さて、昨日山で見た花、コハコベである。
ハコベかな?と思ったのだが、茎が暗紫色を帯びているのはコハコベらしい。
一般には、ハコベとコハコベを総称してハコベと呼ばれている。

コハコベ・・・(小繁縷) ナデシコ科 ハコベ属 Stellaria media 花期:3~9月 分布:日本全土 史前帰化植物(農耕の始まりと共に日本に帰化した植物)

ハコベというと、子供の頃飼っていた白文鳥の「シロ」を思い出す。「シロ」は、ハコベが大好きだったので、学校帰りによく摘んで帰った。きれいに洗って与えると、柔らかな葉やつぼみや実を、チュクチュクとおいしそうについばんでいた。
ハコベはアクがないから小鳥も好きなのよ。」と母が言っていた。
「春の七草」の一つであるハコベは、柔らかくてアクが無く、人間にとっても食べやすい草なのである。

コハコベの花 それにしても、こんな時期にこんな場所で、コハコベの花に会うとは思わなかった。
落ち葉の間からひょっこり顔を出していて「あら?」と思って辺りを探すと、意外にもたくさんの芽が出ているのに気が付いた。

コハコベ(ハコベ)の花は、白くて清楚である。
花弁は10枚あるように見えるのだが、よく見ると2枚セットになっているのに気が付く。
実際の花弁は5枚であり、それぞれが深く2裂しているから10枚に見えるのである。
理由はわからないが、花びらが多く見えれば、それだけ目立って虫が来てくれる可能性が高まるのだろうか。

山に咲いていたコハコベは、枯れ葉のクッションに守られるようにして春を待っていた。
田んぼまわりに柔らかなハコベのじゅうたんが敷かれるのは、あと少しの辛抱である。

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