ニシキギ (錦木)の翼
ニシキギ・・・(錦木) ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus alatus 山野に普通に生える落葉低木 やや湿度の高い場所が好き
この写真の木は、11月に書いたニシキギよりもずっと低い場所のものだ。
ここも水の流れが近くにあり、おかげで常に適度な湿り気がある。そんな場所が大好きなニシキギは、いつも機嫌良く暮らしているのである。
あの美しい葉を落としたニシキギを見ると、まず目を奪われるのが、その枝が持つコルク質の翼だろう。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
若い枝の表皮を突き破ってコルク質の2枚の翼(ヨク)が伸長する…
とある。
つまり、表皮が変化したものではなく、内部組織が外に出て翼となるってこと???
へぇ~?いったい何の為に…?
…ともかく、何回見ても、ニシキギの枝にはびっくりさせられてしまうのである。
毎度口から飛び出る言葉はただ一つ。「おもしろ~い!」である。
まさに、自然の妙としか言えない造形美だ。
また、枝は対生で、すっかり左右対称に見える部分など、まるで「飛行機ぶ~ん!」と言って腕を広げる子どものよう。
もしかしてニシキギは、いつか空に飛んで行きたくて翼を生やすとか…?
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