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2005年12月 6日 (火)

ハダカホオズキ (裸酸漿)

ハダカホオズキ ようやく下界に帰ってきた…と思ったが、御在所行きを挟んでなお、山へ行きまくっていた。(笑)
まるで何かにせかされるようだ…と思ったが、おそらくは、終わりゆく秋に背中を押されていたためだと思う。

最近ではいつもの山から少しだけ足を伸ばしたりもしている。
そこにはさらさらと小川が流れ、常に新鮮な水の匂いがする。
周辺の植物たちは、みな葉もピンと伸びて、大変瑞々しい表情を見せてくれたりもするのだ。

写真のハダカホオズキもそうだ。
普段見かけるハダカホオズキは、半分枯れていたり、葉が虫食いだらけだったりと、あまりきれいな株は見かけないように思うのだが、この小川脇の個体は株も大きく葉も美しく、実もたわわに実っており、今まで見たハダカホオズキの中では一番のべっぴんさんのように感じた。

ハダカホオズキ・・・(裸酸漿) ナス科 ハダカホオズキ属 Tubocapsicum anomalum 花期:8~9月 山地の林縁などに生える多年草

ハダカホオズキの実

ハダカホオズキは、その名の通り、裸ん坊のホオズキだから。
ただし、小さい頃に遊んだホオズキと違って直径1cmに満たない小さな実だから、せいぜいままごとのトマトといった役回りか…。

ハダカホオズキの実はとっても可愛い。
いわゆるホオズキであれば、花後に実を包み込むはずのが、いわゆるナス科の花とは違い、分裂することなくお皿のように平たくなって、赤い液果の台座となる。
要するにハダカホオズキの萼は、しっかりと実を守ると言うよりは、ぺたんと実にくっついているだけのように見えるのだ。

ちょっとわかりにくいが、既に果実の付いていない緑色の花柄がぶら下がっているのも見えるから、こうして簡単に実を落として子孫をどんどん増やす魂胆なのか、それとも、実を食べに来るものたちが少しでも食べやすいように、という配慮だろうか。

「どっちでもないよ~!」…なんて声が、小川のほとりから聞こえてくるかもね。

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