御在所へ その2 ~ロープウェイ
このところのココログ不調に撃沈相次ぐ今日この頃、28日の御在所行きの話が始まったばかり。(泣)
仕方ないので、かまわず我が道を行くことにする。
さて、いよいよロープウェイに乗車である。
「往復大人2枚。」「4200円です。」内心、(たっか~~!)とつぶやく。
小学生と言っても絶対に怪しまれない娘であるが、ほんの数ヶ月ごまかすのを頑なに拒否するに至って、しぶしぶ大人料金を支払う。
もとい、もちろん当たり前のことである。正直者バンザイ!
ミルクはと言うと、キャリー・ケースに入れて足元へ。
程なくゴンドラは、滑るようにというか、ちょっと恐いくらいの揺れを感じながら進み出した。
湯ノ山温泉街があっという間に小さくなっていく。
12分間の空中散歩…ロープウェイの売り言葉のようだが、紅葉は既に山麓まで降り、眼下いっぱいに広がっていた。
う~ん、さすがにきれいだ。これを見れただけでも来た甲斐があったというものである。
時折耳がぽ~んとする。
ゴンドラで同乗したご夫婦がミルクのケースを見て、「うちも連れてきてあげればよかった。」と声を掛けてきた。
聞けばご愛犬はミルクと同じパピヨンとのこと、「でも、うちの子はこんなにおとなしくないからだめだわ。」とおっしゃった。
ミルクはまったく音を立てずにケースの中でじっとしている。
気圧の変化をどう感じているのだろうか。
「いったいどこへいくのだろう…」 と思いながら、いつものように自分の運命をただ受け入れるのみのミルクだった。
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