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2005年11月16日 (水)

山のムラサキシキブ

ムラサキシキブの実ぷち登山」の山を降りて東海自然歩道に入ると、一気に植物たちも賑やかさを見せた。
秋の花や実、紅葉も相まって、色とりどりの美しさである。

が、夕方近くなると急に空気が冷え冷えとしてくる。
やはり秋は日の暮れが早い。
足早に帰路を歩くそばに小さな川が流れており、絶え間なく流れる水の音が聞こえてきた。

近づいてその優しい音に耳を傾けると、ふと目に止まったのがムラサキシキブの深い紫だった。

ムラサキシキブ・・・(紫式部) クマツヅラ科 Callicarpa japonica 花期:6~8月 日本原産の落葉低木

ムラサキシキブの実については、9月に「この実なんの実 …ムラサキシキブの実」で書いたが、あのときの、まだ若々しさが残る葉っぱの色、色づき始めたばかりの淡い紫色の実がびっしりと付いた姿を思い出すと、季節の移ろいの早さを思い知らされてしまう。

山のムラサキシキブ。その葉は数えるほどになっていたが、その細い枝先には既に小さな冬芽を持っていた。
ムラサキシキブの冬芽は、何かに守られるというわけでもない裸芽と呼ばれる状態で冬を越す。
そして、頂芽の下には小さな側芽二つが対になって寄りそう。 (ムラサキシキブの葉は対生)

命の証とも呼ぶべきそれらの芽をそっと育てながら、ムラサキシキブは厳しい冬を過ごすのである。

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