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2005年11月25日 (金)

ガンクビソウ (雁首草)

ガンクビソウ 山の小さな観音寺の参道で、こんなお花に出会った。
それは、ガンクビソウ(雁首草)。

雁首とは、キセルの頭のこと。
煙管(キセル)そっくりにうつむいて咲くから、ガンクビソウである。

ガンクビソウ・・・(雁首草) キク科 ヤブタバコ属 Carpesium divaricatum 花期:6~10月

樹齢300年とも言われるヒノキの足下で、まるでnancyたちを待っていたようなその花は、ひたむきそうに下を向き、物憂い表情を見せていた。

ガンクビソウの頭花は、いつも蕾のままのように見える。
そのわけは、舌状花を持たないから。
舌状花とは、キク科植物特有の、「花びら」に見える花のこと。
タンポポの花を思い起こしてもらえばわかりやすい。
あの花びら一つ一つが舌状花である。

ガンクビソウの花反してガンクビソウは、筒状花と呼ばれる花を持つ。
周辺部は雌性の筒状花、中心部は両性の筒状花、それぞれたくさん集まって構成されている。

草丈は0.3~1.5m!というから、相当背が高くなる個体もあるらしいのだが、この花はさしずめ「前へならえ」の手を腰に当てるタイプで、30cmそこそこしかなかったため、下向きの花の表情を窺うのに、ちょっとばかり苦しい思いをした。

なにせ生えているのが観音寺の参道だから、草刈りを熱心にされてしまうのだろう。
そのために、なかなか背丈が伸びないと見える。
それでも大きなヒノキの根本はとても心地よくて、よそへ引っ越す気など毛頭なさそうに見えた。
その証拠に、あちこち歩いてみたけれど、この場所以外ではガンクビソウに出会うことはなかったからである。

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