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2005年10月16日 (日)

ミゾカクシ (溝隠)

mizokakushi01 台風の影響か、季節はずれの暑さは今日も続く。

昨日は天気が悪い分、少し涼しかったが、今日は太陽が顔を出したお陰でまたまた半袖での外出である。
しかし、夕方ともなれば少しは涼しい風も吹く。長袖に着替えて、近くの田んぼの畦まで散歩に出た。

そこで見つけたのが、このお花。
ミゾカクシである。
なんだか変な名前だけれど、溝を隠すようにこんもりと繁って咲くから、ミゾカクシ
夏にビオトープで初めて出会ったこの花が、nancyは大好きだ。

ミゾカクシ・・・(溝隠) キキョウ科 ミゾカクシ属 Lobelia chinensis 花期:6月~10月
 
ミゾカクシは花期が長い。ただし、同じ株が長く咲き続けるのかどうかは不明。
なぜなら、ここの畦は冬から歩いているというのに、ミゾカクシに出会ったのは今日が初めてだったからだ。

mizokakushi02

nancyがミゾカクシに強く惹かれる理由は、この花の形にある。
花の大きさはだいたい1cm程度なのだが、
あれ?なんだかこの花、半分足りない感じ・・・?
…最初見たときそう思った。
どの花を見ても、半分足りないのだ…。

実は、ミゾカクシの花は半分足りないのではなく、左右相称なのである。
普通キキョウ科の植物は、放射相称なのに、このミゾカクシは、5裂した花びら(裂片と言う)は、横向きに左右1個ずつ付き、残りは3個が片寄って付くという、不思議な形なのだ。

mizokakushi03雄しべはと言うと、葯が合着し花柱を取り囲んで 、まるでヘビが頭をもたげたようにひょこっと出てる感じ。
花粉が出ると、花柱が伸びてくる仕組みである。
なんだか、こう聞くとやけにメカニカルな感じにも思えてしまう。

ミゾカクシ、溝を隠すほどは繁茂していなかったが、手で茂みを触ると、ふっくらとして柔らかく、なんだか優しい感じがした。
その小さい花も、一緒になって優しく微笑んでいるように見えた。

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