« ヤマハギ (山萩) | トップページ | ムラサキエノコログサ (紫狗尾草) »

2005年10月 7日 (金)

メリケンカルカヤ ~外国から来た花

mericen-karukaya01 最近、いろいろな場所でこの植物に会った。
なんだかな~?・・・と思いつつ、わからずじまいだった。

見るからにイネ科っぽいのだが、その風貌はと言うと、まっすぐ伸びた1mほどの茎が、ひゅんひゅんと地面に突っ立ってるだけである。
いったい何になるのか?と思ってたら、こうして羽毛のような花が咲いたので、つまりは、これがこの植物の成熟した姿かな?というわけである。

そこで、左サイドバーのMOCAさんに、いつものように同定をお願いしたのだが、程なく、メリケンカルカヤという植物だということがわかったのである。

メリケンカルカヤ・・・(米利堅刈萱) イネ科 ヒメアブラススキ連 メリケンカルカヤ属 (ウシクサ属に含める説もあり) Andropogon virginicus 北アメリカ原産 花期:9~11月 草丈0.2~1.5mの多年草

メリケンとは、これまた、かくも懐かしげな響きである。
メリケン=アメリカという意味だが、メリケン波止場、メリケン粉… どこか、古きよき時代のセピアな匂いがする。

カルカヤとは、刈る萱のことで、萱(カヤ)とは、かやぶき屋根のカヤのことだ。実際にメリケンカルカヤで屋根を葺いたかどうかは知らないが、現代では特別に保存されているだけのかやぶき屋根…。というわけで、実生活では、植物の名前に残るのみになっている。

メリケンカルカヤが日本に来たのは、かれこれ60年以上前の話である。
とはいえ、一つの植物が全国的に増えるのには相当な時間が掛かるから、彼らにとって60年の歳月は、そんなに長いことでもなかったのかもしれない。

mericen-karukaya02 その花序には白い毛があって、結実すると風に飛ばされてふわふわと飛んでいくのだろう。
秋の陽を浴びてきらめく白い綿毛が美しかった。

アキノノゲシでも書いたが、MOCAさん曰く、この写真のメリケンカルカヤは、ちょうど咲き始まったところで花の状態が良く、もっとも美しい頃であったらしい。

花の持つ一番美しい時期。
偶然とはいえ、そんな頃に会えた幸せを感じながら、遠くメリケンから来た花のことを思っていた…

|

« ヤマハギ (山萩) | トップページ | ムラサキエノコログサ (紫狗尾草) »

コメント

確かにそうですね~。
メリケンという響き、セピアな感じがします。
身近なところでよく見かける草も、
多くのものが外来種という現実、
それはさびしい感じをぬぐえないですが、
花の一番美しい時期を見せていただけて、
こちらもラッキーでした。
メリケンカルカヤは、冬枯れの状態も、
なかなかしみじみしますけど、
なんだか、今年は寒さが早くやってきた感じで、
まだ気持ちが追いついていないですけどね。

投稿: hanaboro | 2005年10月11日 (火) 19:43

この写真を撮ったときは、
まだ暑さが相当残っている日だったので、
メリケンカルカヤの花も若々しい感じがしますね。

今朝ほどからいきなり秋深くなってきた感じ。
明日は全国的に晴れるそうですが、
果たして暑さはどうでしょうね。

投稿: nancy | 2005年10月11日 (火) 21:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15412/6300822

この記事へのトラックバック一覧です: メリケンカルカヤ ~外国から来た花:

« ヤマハギ (山萩) | トップページ | ムラサキエノコログサ (紫狗尾草) »