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2005年10月 9日 (日)

ハナタデ (花蓼)

hanatade01 薄暗い森の中で、ハナタデは咲いていた。
道ばたに多いイヌタデ(アカマンマ)に比べ、花はまばらで、色味も薄い。そのせいか、どこか楚々とした雰囲気のお花だ。

ハナタデ・・・(花蓼) タデ科 タデ属 Polygonum caespitosum var. laxiflorum 別名:ヤブタデ 花期:8~10月

実は、この写真のハナタデは、毎日のように通っているスイミングクラブの「庭」で咲いていた。
庭と言っても、「昔はここいらも山であった」という名残をとどめた小さな小さな雑木林で、ぼちぼちモミジなどが紅葉を待っているところである。

ああ、咲いているな…と思いつつ、毎日通っているというのにいつもカメラを忘れてしまって、ようやく今日になって写真を撮ることが出来た。
開いた花が写っていないのが残念だが、風にそよそよとなびく姿は、はかなげな印象のあるお花である。

hanatade02 ハナタデは薄暗いところが好きなようで、また、幾分湿り気のあるような木ノ根もとあたりに、群生している。

葉は互生(互い違いになっていること)し、卵形、または長卵型であるが、先っぽが急に細くなっていて、何かの尾のように細くとがっている。

hanatade03つぶしたらプチプチと音を立てそうなタデ科の花。
ママコノシリヌグイなどと同じように、花が終わると、花被はそう果(種子)を包み込む。
そうして守り続けた種は、黒く熟したあと、またこの地に落ちて、秋には新たな花を咲かせるのである。

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受信: 2005年10月20日 (木) 14:10

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