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2005年10月31日 (月)

チヂミザサ(縮み笹) …ミルクの憂鬱

milk-hittuki01 ミルクは山を走るのが大好きだ。
特に枯れ葉や下草がかさかさと音を立てるような道は一番好き。

この頃では走っても暑くないし、カユイやぶ蚊も少ないし…というわけで、プリちゃんに乗り込んで山に行くのは、楽しくて仕方がない様子だ。

ただし、気持ちよく走っていると、あっという間にご覧の通り。
あ~あ!ひっつき虫がこんなに~!…と叫ぶ娘の声が聞こえる。

chidimizasa01 犯人はチヂミザサである。
この写真は少し前の、まだ「開花中」の状態だが、この時期山には絶対にジーンズで行ったほうがいい。
nancyはうっかりトレーニングウェアで行ってしまい、気が付けば、ミルクと同じくズボンが緑のつぶつぶだらけ。
たくさんのチヂミザサの種を持ち帰ってしまった。

チヂミザサ・・・(縮み笹) イネ科 チヂミザサ属 Oplismenus undulatifolius 花期:8~10月

チヂミザサは笹ではなく、イネ科の多年草だ。
まるで笹の葉を“なみなみ”に縮ませたような葉なので、チヂミザサというわけ。
一見、すんなりとした美人に見えるので、もう少し優美な花でも咲くのかと思ったのだが、残念、近付くとひっつき虫という「素敵な贈り物」をたくさん頂く羽目になる。

とにかくチヂミザサの種は始末が悪い。
トレーニングウェアのようなニットでは、突き刺さって肌にチクチク当たるし、へたに引っ張ると布地が傷んで毛羽立ってしまう。
粘りけのある粘液でもくっつくし、動物の毛や衣類などにはノギが引っ掛かる形で、より遠くに遺伝子が運ばれることを企んでいるのである。

おまけに大抵の植物は、踏みつけられないように山道の端っこの方にいるのに、チヂミザサはどういうわけか道のど真ん中に陣取って、そのひっつき虫だらけのその花穂が、通る者たちに効率よく触るようになっているのだから、たまらない。

こうしてミルクは、胸から顔にかけて思いっきりチヂミザサの洗礼を受ける羽目になり、家に帰ってから娘にひっくり返されて、一つ一つ取って貰ったのはいいが、時折毛を引っ張られては「ヒィン!」と、何度も鳴き声を上げていた。

ミルクを悩ませるひっつき虫はチヂミザサだけではない。
これからの季節、山に行くたびになんだか憂鬱な種がたくさんくっついてくる。

もしもミルクが言葉を話せたら、「もう少し足が長かったらいいのに…」とでもぼやくのだろうか…

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コメント

あらら、パピだと絡まってしまって大変そうですね~。
ミルクちゃんよりも足の短いゆずぽんは
くっついても手入れは楽だからなぁ~。
最近あまり行ってないので、山にも行ってみたいなぁ。
坂道や岩場では重心低い犬はイキイキするみたいです(笑)

投稿: ゆず | 2005年11月 2日 (水) 19:21

ゆずさん、おひさです。
パピヨンは、意外と毛の手入れ楽ですよ!
チヂミザサは、付いても翌日には種が枯れるので
勝手に落ちますよ。
娘は気になるのか、一生懸命取るんですわ。(^^;)
オナモミみたいなのは、毛に絡まっちゃって
自然には取れないかな。

投稿: nancy | 2005年11月 2日 (水) 22:23

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