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2005年10月21日 (金)

ギシギシ (羊蹄)

gishigishi 田んぼや畑のまわり、道ばたなんかに、わりと大きな図体で生えてるギシギシ

ギシギシ・・・(羊蹄) タデ科 ギシギシ属 Rumex japonicus 花期:6~8月

この写真は花穂だけの姿。
なんとはなしに、きれいだな… と感じて、思わずぱちり。

花と言うよりも、これはもう既に果実である。
花の時期も緑の姿なので、あれ、いつのまに結実したか…と思ってしまう。

見てのとおり、花穂はびっしりとおびただしい数の、ぺらっとした翼状の「内花被片」(2重になっている花被の内側の部分)に覆われている。
そして、その一枚一枚の奥に、種子が一つ一つ収まっている。
タデ科の植物の多くがそうであるように、種は大切に包み込まれ、しっかりと守られていて、ギシギシの揺るぎない明日を物語っている。

さて、ギシギシ、ギシギシ、ギシギシ…と、 どうもその名の由来ははっきりしない。
音から来る説もあれば、見た目がなんとなくぎしっとしてる、方言から、などなど…
理由はわからないが、やっぱりギシギシな雰囲気であるからギシギシなのだろう。(笑)
ちなみに、「羊蹄」とは漢名からで、つまりは古くは薬として珍重された植物である。

ギシギシは、畑の主から見たらうれしくない雑草だが、nancy的にはなぜか好きな花。
おそらく原風景の中には、ギシギシが揺れる野原があるのだろうし、おままごとのご飯にして遊んだのかもしれないし、葉っぱをギシギシと言わせて遊んだのかもしれない。

そんな小さかったころの目線に降ろしてくれるギシギシ
その花穂の向こうに、夕焼け色が迫ってくる。

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