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2005年9月27日 (火)

雨の中のアメリカディゴ

America-digo01 午後からだんだんと空気が湿っていき、次第に雨と変わっていった。
今でも、窓の外では静かに降り続く雨の音がする。これからは、雨のたびに少しずつ涼しさを増していくのだろう。
こうして季節のヴェールはまたも引かれていくのだろう。

さて、雨の時には、雨の中のお花を…
10日ほど前の写真で恐縮なのだが、ご紹介したかった花だ。
これはアメリカディゴの花である。見たことあるだろうか?
nancyは、この時が初対面だった。
ちょっと離れたところから、赤く存在感のある花が呼んでいた。

アメリカディゴ・・・マメ科 デイゴ属 Erythrina crista-galli 別名:海紅豆 (かいこうず) 原産:ブラジル・アルゼンチン

アメリカディゴは半低木とはいえ、背の高い樹木だ。写真の木は2m以上もあったが、およそ10mにもなるらしい。

America-digo02 それにもまして目を見張るのは、その真っ赤で大きな花である。その形も実に変わっていて、長さは5cmほどもあろうか。
マメ科ということなのだが、いわゆる蝶形花とも違い、いかにも南国育ちといった、伸びやかな雰囲気がある。

それもそのはず、アメリカディゴはアルゼンチンの国花である。なるほど、その情熱的な表情にはうなずけるものがあるだろう。

もう一つ、南米生まれのアメリカディゴは、同時に鹿児島県の県木でもある。江戸時代ごろには既に日本に根を下ろしていた。

あれ・・・?ディゴって・・・
ふと口ずさんでみると・・・あ、「島唄!沖縄だ!」・・・というわけで、ディゴはインド原産の沖縄の県花。
鹿児島のアメリカディゴと、沖縄のディゴ…
意外なところで、ちょっぴり繋がりを発見。

雨の滴が光るアメリカディゴの花。遠く故郷を思う日もあるのだろうか・・・

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