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2005年8月27日 (土)

クワガタたちとの別れ

クワガタたち 夏休み最後の週末となった。

そこで、いつものように一泳ぎした後、山にクワガタたちを帰しに行こう!ということになった。
今年、一緒に夏を過ごしたコクワガタヒラタクワガタたちである。

本来、「野や山にいるもの」の飼育は、nancyの好みとするところではない。しかし、どういうわけか毎年ごっそりと取ってくる御仁が我が家におり、諫めても諫めてもやめないし、かといって世話も一切しない。なので、仕方なく面倒を見ているといったところ。ただし、虫は嫌いではないから、結構楽しかったりもする。

なぜ夏休みの終わりに帰しに行くかというと、夏休みのさなかでは、下手なところに逃がすと、翌日誰かの虫かごに入っているかも?という「心配」があるからだ。
しかし、最終土曜ともなれば、始業式に向けての準備に余念がないはず。つまりは、子どもたちも虫取りどころではあるまい…というわけ。

さてさて、出がけの話。
飼育ケースが二箱だったので、一箱でまとめて行こうと言うことになり、少しずつマットを移していたら、中から白い物が転がり出てきた。

「あ!…」クワガタの幼虫である。それも、一匹や二匹ではない。へぇ~!と、ちょっと感激である。
…が、う~ん・・・困ったぞ。どうしようか・・・

クワガタ 成虫であれば、適当な木の根本に置けばそれでいい。しかし、クワガタの幼虫は・・・どこがいいのだ?枯れ葉の中?
いや、最近友人に聞いたのだが、クワガタの幼虫は、一匹ずつ別々に飼育するものらしいのだ。
急いでnetで調べてみると、クワガタは、複数の幼虫がいると、喧嘩をして噛み合って死んでしまうとある。ちなみにカブトは腐葉土の中に一緒くたでOKなのだが。

とりあえず、山に行ってみて、適当な場所が無かったら、また考えようと言うことになった。
クワガタ・ベビーたちの保育所になるような場所・・・すなわち朽ち木の中である。朽ち木を食べてベビー達は大きく育ち、りっぱなクワガタになるのである。

というわけで、
「朽ち木、朽ち木・・・」・・・「あった!」
雑木林の中、朽ち木が山積みになっているところを見つけ、その朽ち具合もなかなかいけてると踏み、親はドングリ(マテバシイ)の木の根本、子どもたちは側の朽ち木の中という具合に、もちろん幼虫同士はそれぞれ離れた場所に置いた。

数えたら、なんと幼虫は6匹もいた。この中で、1匹でも育ってくれれば良いのだが…
「みんな、がんばって生きてね!さよなら!」

ヤブ蚊に刺されたところを気にしながら、山を下りた。

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コメント

はじめまして
無事に自然にかえせて本当に良かったですね。
虫達には「自然が一番」って分かっていてもなかなか手放せなく
なるものですよね。
私も息子に、その微妙なバランスを分かってもらうのに
苦労しましたが、いまでは自分からキャッチ&リリースを
実践して見せてくれる程になりました。
最近では、「ムシキング」の影響で、外国産のクワやカブト
が多く輸入され、それを日本の森に放す人まで出てきて生態系
が崩れてしまうのではと危惧されています。困ったものです。
私も虫に関するブログをやってますので、是非遊びにいらして下さい。
心よりお待ちしています。

投稿: shuuma | 2005年8月28日 (日) 08:19

コメントありがとうございます。
我が家で虫を捕ってくる御仁=「困ったお父さん!」ってわけで、昨日は一人娘と山へ帰しに行ってきました。
帰化生物を安易に持ち込み、野に離す人がいるのには、困ったものですね。
温暖化の影響で、南方系のクワガタたちも越冬できる可能性が高いのでしょうし、大陸系の動植物は繁殖力が強いです。
そこら辺のホームセンターでさえ、見たことのないカブトが売っていました。
売る方、買う方、双方への強い指導が必要ですね。

投稿: nancy | 2005年8月28日 (日) 09:54

うちにも現在クワガタがいます。というのも庭にノコギリクワガタやコクワガタに来る木があるので、朝たたくと落ちてくるという次第です。
昨年知人からオオクワガタをもらいました。昨年成虫になって冬越ししたものと、今年やっと成虫になったもの。

いただいたときは、それぞれ白いビンに入っていて、まるで売っているもののようでした。

オオクワガタはさすがに逃がさないのですが(笑)、カブトムシとか飼いきれなくなると、それこそその辺に逃がします。カブトムシやノコギリクワガタは1年ですからねえ。
その点、コクワガタやオオクワガタは越冬しますから、すこしずつ準備していくことにしています。

今年は虫好き息子が大学に入って下宿してしまったので、ちょっと大変です。飼いきれなかったら逃がしてと言われているのですが、どうしようか考え中です。

投稿: ZENKO | 2005年8月28日 (日) 11:40

おお!さすがは「大自然の大きな家」のZENKOさん!
我が家の周りには大きな木はないので、いるのは蝶とトンボ、バッタ程度です。
そうそう、クワガタはキノコを栽培するような瓶で育てるらしいですね。
カブトのメスは、随分前に帰しましたが、ノコギリクワガタもそのときに帰せばよかったと後悔しています。
小さな入れ物の中で死んでしまったので。

投稿: nancy | 2005年8月28日 (日) 11:54

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