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2005年8月 8日 (月)

ノリウツギの花 …湿地にて

ノリウツギの花 今月の湿地探訪では、酷暑にもかかわらず、数々の花を見ることができた。特にこのノリウツギの花は、あちこちでさわやかな表情を見せてくれた。

ノリウツギ・・・(糊空木) ユキノシタ科 アジサイ属 Hydrangea paniculata

ノリウツギは、アジサイの仲間の落葉低木である。
これまでウツギと名の付くものでは、ヒメウツギ、 タニウツギと書いてきたが、このうちタニウツギはスイカズラ科なので、仲間が違う。(意外にも、草本のユキノシタが、同じユキノシタ科だというのがおもしろい。)

さて、ノリウツギは湿地内外で見ることができたが、乾燥したところでも住めるらしく、その柔軟性の高さをうかがわせてくれる。正真正銘に暑いこの時期、この花が目にも涼やかで、実にほっとさせてくれるのである。

その花をよく見ると(写真クリック)、一見して花びらのように見えるのは、アジサイと同じく「萼片」の変化したもの。これを装飾花と呼ぶが、それ以外、たくさんの小さな「粒」のように見えるのが、実際の花である。開けばちゃんと5枚花びらがあって、長い雄しべもある。
何の為に装飾花があるのかと言えば、虫を誘う為らしい。なるほど、あの手この手で虫を呼んで、受粉を手伝って貰うわけだ。

ノリウツギを漢字にすると、糊空木。糊・・・って、べたべたする、あの「のり」である。ノリウツギの茎を切ると、白いべたべたした粘液が出てくる。かつては、これを、和紙を漉くときの糊として、またごく普通に糊としても使ったそうなのだ。

ノリウツギ…昔々は、人々の日常生活に深くとけ込んでいたお花なのである。

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コメント

こんばんは。お久しぶりです。ロアです。
ちょっといろいろあって入院してました。
まだちょっといろいろありますが、時間が空いたのでここに遊びにきました。
また、顔だすので、nancyよろしくね!!

投稿: ロア | 2005年8月 9日 (火) 20:09

ロア、こんばんは♪
あらら~、入院してたんですか。
それはいろいろとつらかったねぇ。
またいつでもいらして下さい。
待ってますよ。(∩_∩)V

投稿: nancy | 2005年8月10日 (水) 00:43

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