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2005年7月18日 (月)

ノカンゾウ  一期一会

ノカンゾウの花どちらかというと、地味めなお花が多い湿地で、大輪のノカンゾウの花はひときわ映えていた。

ノカンゾウ・・・(野萱草) ユリ科 ワスレグサ属  Hemerocallis fulva var. longituba

ノカンゾウは、特に湿地にこだわらず、やや湿った場所なら咲くのだが、湿地で咲くお花は湿り気が上がるせいか、花びらがピンとして特に美しい。

さて、ここで属名「ワスレグサ」について。
カンゾウはユリと似たようなものだと、nancyはずっと思っていた。ただ、言っちゃ悪いがユリの割にはどうも花の周りが汚い。たまたま写真の花にはないが、たいてい花の隣に“花がら”がくっついてるような気がする。なぜだろう?とは思っていたが、今回調べてみてわかった。

カンゾウの仲間は、みな一日花なのである。数日間咲いては、ぱらりと落ちるユリの花と、ここが大きく違う。カンゾウの花は一日しか持たないが、どんどん次の花が咲くので、咲いた花の隣に、前日咲いてしぼんだ花がらが常に存在するのである。

ノカンゾウは、朝開いて夕方にはしぼむ。
そこで、たった一日しか花の持たぬカンゾウのことを、「いやなことを忘れたいときに愛でる花」という意味で「忘れ草」と喩えたのだという

そうか…、いやなことを忘れる為に、一日で落ちるのか…。つまりは、その日にだけ会える、一期一会の花であった。

そう思うと、花がらを汚いと思った自分が、恥ずかしくなった。

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