« シモツケの花(BlogPet) | トップページ | ミルクと山の階段・・・クチナシの花 »

2005年6月20日 (月)

ホソバノヨツバムグラ

mugura撮った写真を後日眺めていると、あれ、このお花はなんだろう?と思うことがある。

この写真のお花もそうだった。わずか1mm程度の白い花。不思議なことに、4弁と3弁の花が一緒に咲いている。
アカネ科のヤエムグラかな?と思っていたのだが、ヤエムグラは我が家でも茂っていたけど、白い花は咲かないのだ。

「こんな小さなお花だけど…」と、左サイドバー・リンクのMOCAさんに尋ねたところ、ホソバノヨツバムグラとのこと。

ホソバノヨツバムグラ
・・・ (細葉の四葉葎) アカネ科 ヤエムグラ属 Galium trifidum var. brevipedunculatum 

「細葉」は、読んでそのまんま。「四葉」は、4個の葉が茎の回りを輪生することによる。「葎」(むぐら)とは、今、こうして漢字変換しているATOKによると、「生い茂って藪のようになる、アカネ科の1、2年生つる草の総称」とある。ちなみに、つる草ではないので、念のため。

普通、ムグラの種類の花は4裂(合弁花なので、「裂」と言う。)するのだが、ホソバノヨツバムグラの花冠は珍しい3裂。時に4裂も混じる。というわけで、写真では3弁と4弁の花が一緒に咲いているわけだ。

このお花、ちっぽけな、そこらの野草に見えるのだが、実はあまり多い花ではないのだという。地域によっては絶滅危惧種に指定されてもいる。

この写真を撮ってから、2週間近くになる。ホソバノヨツバムグラ、今はどうなっているだろうかと、一昨日会いに行ったのである。

果たして、最初に見つけた場所はきれいに雑草刈りをされてしまい、ホソバノヨツバムグラの姿は無かった。
…会えないのだろうか?・・・そう思って近くを探すと、キツネノボタンの間に埋もれるようにして、ひっそりと咲いているのを発見し、心からホッとした。yotubamugura

ホソバノヨツバムグラは湿地に咲く小さな花。
見たところ、ヤエムグラのように嫌になるほど群生するということもない。

どうか彼らが生き抜いて行けますように…と、祈らずには居られなかった。

|

« シモツケの花(BlogPet) | トップページ | ミルクと山の階段・・・クチナシの花 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15412/4641291

この記事へのトラックバック一覧です: ホソバノヨツバムグラ:

« シモツケの花(BlogPet) | トップページ | ミルクと山の階段・・・クチナシの花 »