水とハラビロトンボ
きれいな水のそばには、いろいろな植物が生えるし、虫たちも、カエルも、ヘビも、鳥たちも暮らしていける。
この場合のきれいな水とは、生きている水であって、水道水ではない。
nancyは、今のアマガエルが遊ぶ庭のある家に越す前、車で10分ほど、町に近いところに住んでいた。
ほんの10分の距離であるのにも関わらず、生態系は大きく違っていたように思う。
側溝には、ザリガニが住んでいたが、生活排水は垂れ流しだった。田んぼからはウシガエルの声は聞こえたが、可愛いアマガエルは居なかった。もちろん蛍も居なかった。
人間が暮らしながら自然を侵さないためには、それ相応の努力が必要だ。しかし、共存していこうという気持ちがあれば、できないことではないのかもしれない。この地に住んで10年を越すが、最近そう思うようになってきた。
池で、ハラビロトンボのメスが佇んでいた。
※ハラビロトンボの同定については、昆虫ブログ むし探検広場の園長さんにお世話になりました。いつも、ありがとうございます。
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