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2005年3月31日 (木)

ヤブタビラコとお客さん

ヤブタビラコ田んぼのあぜ道を歩くのは楽しい。キュウリグサを見つけたときもそうだったが、いとおしいものとの出会いには、心躍る。

さて、みな同じように見える田んぼの畦にも個性がある。日当たり、風の当たり方、なにより田んぼの持ち主によっても、微妙に違うのである。これも、この春のおもしろい発見だった。
キュウリグサを見つけた畦は、早速nancyの「お気に入り」に入り、今回も新たな出会いをもたらしてくれた。

注意深く、一歩、また一歩。…「あっ!コオニタビラコ(子鬼田平子)だ!」早速カメラを向ける。やったぁ!この春の一番花だ!
早速家に戻ってモニターを見ながら、野草図鑑を広げる・・・

話は飛ぶが、コオニタビラコとは、実は春の七草の中の、ホトケノザである。そう。いわゆるよく見る「ホトケノザ」とは大違いなのだ。

・・・しかし、先ほどこの記事を書くために、あらためて図鑑の写真と見比べてみると、これはコオニタビラコではなく、ヤブタビラコであることがわかった。へぇ、違うんだ・・・
ヤブタビラコ  (藪田平子) Lapsana humilis (Thunb.) Makino (キク科 ヤブタビラコ属)

ヤブタビラコは、コオニタビラコより花びらの枚数が多い。(正確に言うと、花びら一枚一枚が、一つの花である…これを舌状花と呼ぶ)また、花のサイズも8mmくらいと、若干小さい。ふ~ん・・・ いろいろあるものだ。

さてさて、PCのモニターを見て、もう一つ気が付いたことがあった。花の下の方に、一匹の虫が写っているのだ。
虫が嫌いでない人は、是非写真をクリックして見て欲しい。もうちょっとアップが見たい方は、こちら…
この虫は、フタスジヒメハムシという、全長3mm程度の、見た目かわいいハムシである。しかしこの虫、こんなに小さいのに、大豆などに食害をもたらす、とんでもない嫌われ者らしく、検索してみると、あるわあるわ、害虫駆除のサイトだらけであった。とんでもない有名人である。さしずめ悪漢、お尋ね者と言ったところだろうか・・・

フタスジヒメハムシは、農家にとっては招かれざる客かもしれないが、時はまだ春。駆除される危険も今はないだろうか。
写真の中の小さなお客さんは、春の陽を浴びて、のんびりと食事をしているように見えた。

※フタスジヒメハムシについては、昆虫ブログ むし探検広場の園長さんに同定して頂きました。ありがとうございました。

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