ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
土曜の山行きでキランソウの次に出会ったのは、ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)であった。
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)・・・ケシ科 キケマン属 Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.
ジロボウ?!これまたずいぶん変った名前だ。図鑑によると、伊勢地方の子どもの遊びからその名が付いたらしいのだが、「太郎」がスミレで、「次郎」がこのジロウボウエンゴサクというわけ。ひょろっと長い茎を持ち、距を引っ掛けて引っ張り合う、つまりは、花相撲とでも言おうか。
距?…これまた馴染みのない言葉だが、ジロボウエンゴサクやスミレなどの花には、蜜を貯めておくポケットのような部分があって、それを距(きょ)と呼ぶらしい。なるほど、ジロボウエンゴサクの花を見ると、花全体が袋のようで、引っ掛け合うにはぴったりである。
そう言えば似たような遊びを、子どもの頃やった思い出がある。とはいえ、nancyは東京育ちで、ジロボウエンゴサクの花は記憶に無い。nancyが遊びに使ったのは、ムラサキカタバミという、どぶのまわりなど、どこにでも咲いてた、大きなカタバミの葉の筋を使うのである。誰かから伝わってきた遊びだが、どんなものでも遊びの道具にできる昔の子どもたちには、想像と工夫があったように思う。
話は戻るが、「延胡索」は、この花の仲間が薬草に使われるので漢名から付いたらしいが、それにしても大変面白い名前であることには間違いない。![]()
山のジロボウエンゴサクは、いろいろな下草にまみれて、10cmほどの高さにぴょこんと顔を出して咲いていた。茎がどこから始まるのか、いったいどの葉がジロウボウの葉なのか、さっぱりわからないほどの有様である。落ちていた花を拾って観察してみたが、なるほど葉の付け根から下がぐっと長く、草たちの中から一本すっと立ち上がって咲く姿が見えてくる。
※このジロボウエンゴサクは、県によっては絶滅危惧II類に分類されています。弱くはないが、適地でないと生育が難しい種のようです。確かに、山においても分布は限られているようで、どこにでも生えているというわけではありませんでした。
2005.03.24 追記
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コメント
ずっと「ジロウボウ」だと思ってましたが、
「ジロボウ」が本当みたいです。
タイトルと本文を訂正しました。
投稿: nancy | 2005年3月24日 (木) 11:00
nancyさん、こんにちは。saburoo@高知です。
コメントとトラックバックありがとうございました。
これからも、時々、関連した記事がありましたら、
トラックバックさせて頂きますのでよろしくお願いします。
(リンク集にも載せています。)
投稿: saburoo | 2005年3月31日 (木) 13:57
saburooさん、こちらこそありがとうございます!
まだまだ野の花初心者ですが、よろしくお願いします!
私もリンクさせて下さいね!
投稿: nancy | 2005年3月31日 (木) 23:47